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海外拠点立ち上げで、「迷ったら挑戦」を肌で感じた(SPEEDA上海 HR 馬雲川)

こんにちは、ブランディングチームの筒井です!

ユーザベースグループで働くメンバーを紹介する社員紹介インタビュー、第26弾はSPEEDA ASIAでHRを担当する馬雲川です。

プロフィール:馬 雲川(マ ウンセン/Francis Ma)
中国北京出身、11歳から日本育ち。大学卒業後、メガバンクの企業調査部にてリサーチアナリストとして、東京と香港で働く。2012年にUBと出会い、SPEEDA事業へ参画。現在は上海拠点からアジアの人事とカルチャーを担当。人文、習慣、風土と食が大好きで、オフは小旅行と美食探しに奔走する。

――なぜUB(ユーザベース)に転職しようと思ったんですか?

UBとの出会いは1通のスカウトメールでした。そのメールが、よくあるスカウトメールの定型的な内容ではなく、アナリストが書いたと思われる超長文で、5スクロールくらいあって(笑)。メールには「日本最大級の経済情報プラットフォーム」って書かれていました。

前職は香港の日系銀行で産業調査をしていました。だからSPEEDAのような情報プラットフォームは大量に使っていたんですが、SPEEDAの名前を聞いたことがなくて……怪しかったんですよ(笑)。でも文章はアツいし、一度話を聞いてみようと思ったんです。

当時やっていた産業調査の仕事は、現場の情報を得て人に伝える楽しさがありました。先輩のシニアアナリストと中華圏の国や地域に出向き、たくさんの企業を訪問して話を聞き、仮説を立てて検証したり、さまざまな切り口で調査・比較したりと、刺激のある情報にたくさん出会える仕事だったんですね。

でも一方で、当然ながら銀行は情報の守秘義務が非常に厳しく、数人で1ヶ月かけて調査した内容が、その案件に関わる数人だけにしか展開されないことも……。しかもグループ会社でも同じ調査を、同じ工数をかけてやっていて、世の中には無駄が多いな。半分くらいまで情報の壁がなくなったら、業務効率が全然違うのになと漠然と感じていました。

銀行のやり方に疲れていたけど、飛び出す勇気はなくて。転職活動を始めたものの、結局金融業界で転職先を探していました。そんな時に出会ったのが、UBだったんです。

最初はカジュアル面談でしたが、当時のオフィスには会議室が1つしかなくて、1次面接はエレベーター横の応接スペースで一気に3人と面接しました。たしか3時間くらいかかったんじゃないかな(笑)。

面談では「あなたはどんな環境で働きたい?」「あなたは何がしたいの?」と、今思えばUBらしいなと思いますが、それまで受けてきた面接とは全然違うことを聞かれたので、うまく答えられなかったんですよ。

でもカジュアル面談で見せてもらったSPEEDAが、本当に便利そうでワクワクしたのが印象的でした。グラフ機能や業界レポートの内容を見て、たしかに銀行の調査部門が困っているところに手が届くようなサービスだと思ったんです。

UBに転職した決め手は、自分が銀行でのモヤモヤを感じて、やりたいと思っていた、業界情報をボーダレスにできると思ったから。初期調査や情報収集に時間を費やさなくていい――みんなが使える情報を提供し、みんなの悩みを解決できると、SPEEDAを見て直感したからです。

――現在の仕事内容と、仕事でワクワクしていることを教えてください。

最初はアナリストで採用されましたが、SPEEDAを海外展開するにあたって、その準備にあたるコンテンツチームのローカライズや翻訳チームの立ち上げに入り、香港で営業をやったり、採用やオフィスサポートをやったりしました。その後、上海オフィスに異動し、現地のアナリストチームと、日本のローカライゼーションチームのマネジメントをやっていました。

2020年1月からは人事・カルチャー担当になり、また新たな業務に1から取り組んでいる段階です。人事といっても海外オフィスには、コーポレート機能がほとんどありません。なので東京のコーポレートチームに頼りつつ、現地でしかできないことをやっている感じです。

あとは採用とオンボーディングですね。採用したメンバーが、ちゃんとゴールに向かって仕事ができるようにサポートしています。シニアメンバーとジュニアメンバーでオンボーディングプログラムは異なりますが、入社はあくまでスタート地点。

新しく仲間になってくれたメンバーが、その人らしいパフォーマンスを発揮できるようサポートするのは、すごく大切な仕事だと思いますし、ワクワクします。

採用担当になる前は、自分のチームメンバーを自分で採用していました。当時も漠然と感じていましたが、中国でSPEEDAが実現しようとしている世界や、UBのミッションに共感してくれる人と出会えるのは、すごく楽しいです。

しかもUBに入社してくれる人は、みんなすごく才能のある人たち。彼らと面接を通してお互いの共感を高め、最終的に入社を決め手くれる瞬間は、何度立ち会っても最高にワクワクします!

――仕事で忘れられないエピソードはありますか?

2013年に香港に行きたいと第一歩を踏み出したときですね。アナリストしかやったことがなかったんだけど、海外拠点での仕事にいつかチャレンジしたいと思っていて。私のバックグラウンドは中国だし、UBに入る前は香港で働いていたこともあって、もう一度日本以外の場所で働きたいと思っていたんです。

でも香港オフィスの立ち上げ=営業やオフィスサポートもやらなければならかったんですね。未経験だし……と躊躇していたら、岩澤さん(当時、SPEEDA ASIA担当/現 UB Ventures代表)が「いや、馬さんならできるよ!」って言ってくれたんですよ。本当に? って聞き返しても「大丈夫、できる」って言われて。

その一言で、腹をくくれたんです。営業経験ゼロの私を、信じて香港に送り出してくれたんです。

実際に行ってみたら、やっぱりすごく大変でした。でも、営業をやらなかったら大変さもわからなかっただろうし、アナリストが正しいと思っていることが、お客様の目にどう映っているのか、絶対に見えなかったと思います。逆にアナリストの視点で濃くお客さんの悩みを聞けることもあって、すごくバランスを求められるいい経験でした。

そこまで思い切ったことをやらないと、見えなかった景色があるんです。だから岩澤さんにはすごく感謝しているし、今でも忘れられません。

――The 7 Valuesの中で、一番好きなバリューは何ですか?

香港のエピソードにもつながるんですが、「迷ったら挑戦する道を選ぶ」ですね。The 7 Valuesの中で、最初このバリューだけ腹落ちできなかったんですよ。他の6つは納得感があったんだけど、「迷ったら挑戦」って、必ずしもそうじゃなくない? 適材適所で強みを発揮できればいいのでは? と思って、しっくりきていなかった。

でも香港での経験で、このバリューが一番好きになりました。本当にそうだなって。しかもこのチャレンジが評価され、異動した年のOne Uzabase Party(全社員が一同に会す年に1度のパーティー)で表彰されたんですよ。

当時はMVPなど大きな賞の他に、7つのルール(現在のThe 7 Values)に最も当てはまった人が表彰されていて、私は「迷ったら挑戦賞」をもらって。受賞したからというわけではないですが(笑)、本当に大切なバリューだなと思っています。

05_迷ったら挑戦する道を選ぶ

――今後挑戦したいことは?

今年、コロナ下でも上海オフィスは2倍の広さになって、人も倍近くに増えました。でも、まだまだ大きくしていきたいですね。中国、上海のビジネス市場で、SPEEDA CHINAがもっと存在感を出していきたい。

そのために人事として、人の面でサポートしていきたいと思っています。引き続き採用もしますが、人の面から企業の成長をもっとサポートできるようになりたい、UBが前に進む力になりたいんです。いずれ経済誌に「成長の早い企業」として取り上げられるようになりたいですね。それは優秀な人材を集める意味で、採用にも効くはずです。

あとは「UBで働く」という意識を、もっと中国で広めたい。今は「日本のベンチャー企業」「中国に進出している外資企業」の枠で捉えられることも多いんですが、UBで働くアイデンティティみたいなものを、中国で働くメンバーに持ってほしいんです。「UBで働いている」と言ったら、周りに羨ましがられたり、「すごいね!」って言われたりする存在になれたら嬉しいですね。

「経済情報で、世界を変える」をミッションに掲げる株式会社ユーザベースの公式noteです。 このnoteでは、日々の出来事や社員紹介などを発信していきます。 https://www.uzabase.com/