技術と経営の融合を促すコンテンツで、ビジネスを楽しむ仲間を増やしたい──SPEEDA R&D Marketing & Branding Team
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技術と経営の融合を促すコンテンツで、ビジネスを楽しむ仲間を増やしたい──SPEEDA R&D Marketing & Branding Team

UB note

こんにちは、Communications Team(略してコムズ)の高田です!

UBグループのさまざまなチームを紹介するシリーズ、今回は今回はSPEEDA R&DのMarketing & Branding Team(以下、SPEEDA R&D MBT)です。メンバーの半澤と森田に、どんな仕事をしているのか? プロダクトにかける想いとは? など、たっぷり話を聞きました。

ざっくり年表

〜2019.12 SPEEDA事業内にマーケティングチームが存在
2020.01 B2B SaaS事業のマーケティングを統合、Marketing & Branding Division(現:Communications & Marketing Division)を新設
2020.10 SPEEDA事業内にR&D Divisionを新設
2021.04 Marketing & Branding Division内のSPEEDAチームからSPEEDA R&Dチームが独立

チームメンバー紹介

半澤 瑞生(リーダー、FORCAS MBTリーダーと兼務):外資系マッチングビジネス企業(法人営業)→ ユーザベース(2016.08〜、2018.05:1年の育休産休から復帰)
森田 優子:外資系保険会社 → 米国NPO → 専門商社 → スタートアップ企業 → ユーザベース(2020.11〜)

SPEEDA R&D MBTってどんな仕事?

──まず、SPEEDA R&D Marketing & Branding Teamの仕事について教えてください。

半澤 瑞生(以下、半澤):
経済情報サービス「SPEEDA」のなかでも、2020年7月に技術や知的財産(以下、知財)とビジネスをつなぐことに特化するサービスとしてスタートした「SPEEDA R&D」のマーケティングとブランディングを担っています。

H2Hセミナー(Home to Homeセミナー/登壇者と視聴者の双方が、自宅をはじめどこからでも参加できるセミナー)やセミナーレポート、ユーザー導入事例インタビューなど、コンテンツを通じて、市場開拓・認知開拓・ブランド開拓の3つの軸で貢献しています。

SPEEDA R&Dは、主に経営企画や事業開発のご担当者さま向けに提供するSPEEDAとは、想定する利用者層が異なります。そのため、SPEEDAのMarketing & Branding Teamとは別軸でマーケティング活動を行なっています。

SPEEDA R&Dをご利用いただくのは、自社の保有する技術や知財をビジネスにもっと活かしたいと考えている企業の意思決定層です。こうした方々は、自社の技術で事業をドライブさせたり、他社との協業で自社の事業領域を拡大したりしたいと考えていて、いま取り組むべき領域──サーキュレーラーエコノミーやモビリティ、スマートシティ、ロボティクスといった、大きな技術トレンドの潮流を理解しながら、事業成長を実現しようとされています。

そのニーズに対応すべく、抽象度を高めるとともに、ブランディングを意識したコンテンツづくりに特化しているのがSPEEDA R&D MBTの特徴です。特に2021年後半からはオンラインセミナーに力を入れていて、さまざまな大企業の技術部門トップや経営層、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏など、各分野で挑戦している方々をゲストに招いたセミナーを月2本ペースで開催しています。

私は主にセミナーの企画を担っていて、「技術戦略」「知財」などのキーワードによる動向調査や、それこそNewsPicksの記事を読むなどして情報を収集しています。

技術領域のキャッチアップはとても難しいこともあり、主に事業CEOである竜さん(伊藤 竜一/SPEEDA R&D 事業CEO)との対話はとても大切ですね。どんな市場を作っていきたくて、どんなユーザーに価値を届けたいかをすり合わせるために、かなり濃いコミュニケーションをとっています。

また、私のリサーチからさまざまな企画が生まれてはいるものの、事業側とのブレストやコミュニケーションも重要です。ユーザーと日々対話を重ねているカスタマーサクセス(CS)のメンバーの意見は貴重で、企画を立てる際にとても参考にしています。

そして、取り上げるテーマ・企画・出演ゲストを決めたあとはチーム内で詳細を練り上げていきます。

森田 優子(以下、森田):
私の役割としては実行の方ですね。ミミさん(半澤)からもらった人選やテーマといったアイデアを深堀りリサーチし、テーマに沿ったゲストの方に出演を打診します。出演許諾のお返事をいただいたら、そこからは実務に移ります。

出演者の方との打ち合わせはもちろん、皆さんに参加申込をしていただくご案内ページ制作の手配や文章作成、あとはFacebookなどオンライン広告の出稿を通じた集客の計画と入稿、運用ですね。セミナー本番では、当日のオペレーション指示やチャット対応も行います。

半澤:
彼女はさらっと「集客」って言っていたけど、実際はかなり多くの方に視聴申し込みをしてもらっているんですよ。本当にすごい!

森田:
実際、毎回1500人以上の方に申し込んでいただいているんです。めちゃくちゃ嬉しいと同時に、皆さんからの高い期待を感じますよね。

これだけお申し込みいただける1番の要因は、皆さんに聞きたいと思ってもらえるコンテンツをつくれていること。私の役割はセミナーの魅力を正しく伝えることだと思っているので、文章にはとても気を遣っていますね。さらに、どの媒体に出稿すればターゲットとする方に関心を持ってもらえるのか、毎回悩む部分ではありますが、テーマと媒体の相性に関するログを分析して選定するようにしています。

──チーム以外の人たちとはどのようなコミュニケーションをとっているんですか?

半澤:
ビジネスをドライブさせていくのに技術を使うことや、経営企画部門の方々が技術の必要性を思想として捉えていくことがマストとなってきた昨今、SPEEDAのマーケティングチームとはかなり自然に連携しています。共催でセミナーをやる機会も増えました。

それに加えて、最近はINITIALのマーケティングチームとも連携を強めています。SPEEDA R&Dは厳密に言うとSPEEDAの一部門ではあるんですが、SPEEDA R&DをSPEEDA事業の柱にしていきたいというWillがあるし、その可能性も感じているからこそ、こうした動き方ができるんだと思います。

森田:
インサイドセールス(以下、IS)とも、獲得リード数や商談数の上位にあたる重要パイプライン数という目標を一緒に持つことで、事業を成長させるための会話をしています。たとえば商談獲得目標の進捗が思わしくないときも、IS視点とマーケティング視点を突き合わせて、プチセミナーを開くことに決めるとか。先々のことまで考えて両者が会話できることは、大きな強みだと思いますね。

半澤:
付け加えると、ISと連携してナーチャリングを行っているのも大きな特徴です。見込み顧客と常に接点を持ち続けるために、最良のタイミングで最良の人たちにどういうコンテンツを届けるか? ということまで一緒にやっているんです。たとえば知財に関心がある方々だったら事例をお届けしたり、SPEEDA R&Dの新しい機能のリリースを届けたり。

イベントに出展するにしても、ただ単に出展予定を伝えるのではなく、出展当日まで何回かメールを送り、内容も毎回異なるものにする、というように、ISと私たちSPEEDA R&D MBTが日常的に連携できるよう、週次のミーティングも実施し、密にコミュニケーションをとっているんです。

森田:
R&D事業に携わるメンバーの役割を細分化したときに、フィールドセールスがBusiness Developmentを、CSがCustomer Developmentを担っているのだとすれば、SPEEDA R&D MBTとISの役割はMarket Developmentなんですよね。同じ役割だからこそ、一体感を持って活動できているんだと思います。

半澤:
さらに言うと、H2Hセミナーの当日に映像配信オペレーションを担当してくれるメンバーともタッグを組み、スピーディに動けるよう毎週定例ミーティングを実施しています。セミナー日程が決まったら、当日のオペレーションや動き方の確認などをしていきます。

森田:
あとは、私が配信担当のメンバーたちと毎日「10分トーク」をしています。毎日10分話せるのは彼らの心理的安全性にもいい効果があるかと思って。とはいえ話した内容を閉じたままにするのは良くないので、決まったことはテキストにしてSlackでオープンに共有するなど工夫しています。

他にも週に一度、30分程度の朝会に参加してもらうようにしています。はじめは「体調はどう? 疲れていない?」といったヘルスチェックを目的にしていたんですけど、せっかく時間をもらっているので、その日のタスクや相談したいことを話す場にしました。10分トークと朝会の二段構えでコミュニケーションの場を設けていることになりますね。

──チーム内のコミュニケーションは?

半澤:
SPEEDA R&D MBTは私と優子さん(森田)の2人だけなので、毎日「10分トーク」をしています。

森田:
最初は「5分トーク」で始まったけど、ミミさんと私は話が5分じゃ収まらなくて10分になったんですよね。気づいたら、そんな私たちのやりとりを見ていた他のマーケティングチームもみんな10分トークをやるようになっていました(笑)。

話す内容はその時々によりますが、10分しかないこともあって、一番多いのは業務で困っていることかな。今日中にやりたいけどココが溜まっている、ココはどうしよう、みたいな話題が多いですね。小さな相談をサクッとできるので、とてもいい仕組みだなと思っています。成果の報告はSlackでいいんだけど、溜まってる課題は口頭で話して、「これで進めます」と合意をとってから業務に戻るようにしています。

半澤:
逆に私からは、日常的に事業CEOと話した内容をフィードバックしています。

森田:
ミミさんとは10分トークと朝会のほかにも1on1をセットしているんです。かなり密にコミュニケーションを取っていますよね。

半澤:
そうそう。ちなみに1on1のときは、業務の話はほぼ一切しません。優子さんのキャリアや現状の課題、タイトルに関する捉え方などを話すことにフォーカスしています。

優子さんとは、彼女がFORCAS Sales担当として入社してきたときに出会いました。私はメンターのような関わり方をしていたんですけど、最初は自己開示がうまくできずに苦労していて。入社から5ヶ月近く経ったときに「SPEEDA R&Dでチャレンジしてみよう」ということになって異動してきたんですが、そこから大きく変わっていってくれました。

森田:
入社するまでは自分のことを、自己開示が自然にできる人間だと思っていました。私、思ったことがすぐ表情に出るし、なんでも口に出すタイプなので(笑)。けれど入社してから、「実はそうでもないのかもしれない」と感じることも多かったんです。オンラインの面談だけで入社して、Slackなど文字を中心にコミュニケーションをとることが多かったこともあって、引っ込み思案になっていたかもしれません。

特にSPEEDA R&D担当に異動してからは、チームが所属しているCommunication & Marketing Division(当時Marketing & Branding Division)のメンバーたちが「ここまで自己開示するの!?」とびっくりするほど自分の感情を開示するので、最初は戸惑いましたね。正直にいうと、相手の言葉をキツく感じたり、感情を深読みしすぎたりと、余計なことを考えてしまう時期もありました。

でも、チームの雰囲気として自己開示を大事にしていることが伝わってきたし、ミミさんに戸惑っている部分も含めて気持ちを打ち明けたことで、自分の思い込みに気づくことができました。そこからは「自己開示を気持ちよくできるようになる方法」を考えることに意識を向けられるようになったんです。

私が何よりラッキーだったのは、ミミさんがいて、同じチームメンバーとして近い距離で話せたこと。自己開示が苦手でも、まずは1人でもいいから何でも話せる相手がいれば、思い込みや勘違いが解きほぐされて、自分の心が外に広がっていくんですよね。発信することそれ自体や、健全に自己開示することがいかに大切かを学んだ出来事でした。

半澤:
私がメンターをするときは、相手の自己開示の源泉となる自己認識──強みと弱みの解像度をひたすら高める手助けを心がけています。

たとえば強みの解像度を高めるためには、自分で認識しづらいものだからこそ、周囲からの声を見逃さずにストックすることが大事なんですよね。逆に弱みは、自分では解像度高く理解しているつもりになりがちなんですけど、あくまでその人自身がつくり出したイメージなので、実際は正しく理解できていないことも多いんです。

なので私の役割は、相手が常に自分と向き合えて、違和感を見逃すことのないようにサポートしてあげることだと思っています。分かりやすく言うと、対話を諦めずに人の可能性を信じることかな。

とはいえ、メンターとメンティーは上下関係ではなく補完関係だと思っています。強みと弱みがパズルのようになるのではなく、お互いの自己認識のレベルを上げることで強みを活かしつつ、弱みを助け合えるように意識していますね。

チームで挑戦しているイシュー

──現状のチームの課題はなんですか?

半澤:
課題としていることは、少人数で回しているからこそのタスク管理ですね。知財領域と技術領域、それぞれの動向をつかむためのリサーチや、各トレンドに関するインプットには多くの時間がかかります。セミナー企画をひとつ立てるにも念入りなリサーチが必要ですし、実際にセミナーを実施するときには細かいオペレーションが発生します。

森田:
ミミさんは別事業も担当していることもあって、参加しなきゃいけない定例ミーティングがかなり多いですもんね。

半澤:
スケジュールがみっちり詰まっているのが悩みなんですけど、優子さんは、そんな私のために「SPEEDA R&Dと向き合う時間」をセッティングしてくれています(笑)。

森田:
企画を進行するための時間を確保して、マインドをSPEEDA R&Dに割く時間を作ってもらおうと思って(笑)。他にも10分トークなどで「これだけは確認してください!」とリマインドすることもよくあります。ミミさんは「いつもリマインドさせてしまって申し訳ない」と謝ってくれますが、事業を次に進めていくために必要なことなので、私はなんとも思っていません。1人ではなくチームでやっている、という感覚です。

半澤:
月2本のセミナー実施と、セミナー企画のベースとなるリサーチ業務、ユーザーの方々や過去にセミナーを受講してくださった方向けの情報発信……これらを2人でこなしているので、結構いっぱいいっぱいなんです。おかげでタスクの優先度を見極めて振り分ける能力はかなり上がったんですが(笑)、全ては人数が少ないことが原因なので、抜本的に解決するにはより多くの仲間が必要なんです。なので、今は採用がこのチームの最重要課題だと思っています。

森田:
私の経験をお伝えすると、前職では企画・マーケティング・営業を一手に担っていたのですが、集客と広告運用は唯一やっていなかったんです。それでも私がSPEEDA R&D MBTの業務にスッと入っていけたのは、前職で研究開発職の方を対象とした商材を扱っていたことが大きいと思っています。丁寧な文章を作る能力や、研究開発職の方に好まれるトーンを知識としてある程度持っていたのは私にとって強みでした。

そのうえで、未経験だった集客や広告運用を一番最初に任せてもらい、キャッチアップして現在に至るので、必ずしもマーケティングの全てを経験している必要はないと思っています。

──将来的に挑戦したいことを教えてください。

半澤:
私は2つあって、1つは、SPEEDA R&Dの専用サイトを立ち上げることです。専用サイトがないこともあり、現状はまだまだSPEEDA R&Dを知っていただく機会が少ないんですよね。知財・技術に携わる方に少しでもSPEEDA R&Dを知っていただけるような導線を増やすとともに、事例紹介などのコンテンツも充実させて、プロダクトの魅力を発信していけるような環境を作っていきたいです。

もう1つは、竜さんがUB Journalで語っていたことと重なりますが、SPEEDA R&Dの欧州進出ですね。知財や技術から生まれた発想をもとにビジネスを変革させていくトレンドは、もともとは欧州が発祥とされているんです。すでに実例が多数あるということは、大きなマーケットがあると考えられるので、近い将来の進出を狙っています。

もちろん進出にあたっては、初期段階のマーケティングが非常に重要です。知財・技術とビジネスを掛け合わせたビジネス変革の本場に進出していくという意味では、かなり大きな挑戦ですね。

森田:
私が直近で取り組んでいる挑戦は、ターゲット特性に合わせたマーケティング活動の精緻化です。SPEEDA R&Dがターゲットとする層は、知財と研究開発に大別できます。この区分自体が限定的な領域をさす言葉だと思われがちですが、最近では、この2つの属性のなかでも利用方法がそれぞれ3パターンに分類できることや、パターンごとの訴求ポイントもそれぞれ異なることに気づきました。

SPEEDA R&Dの利用目的やシーンが異なる方々に対し、いかに正しい層に正しく訴求して興味・関心を持っていただくか? は、日ごろから試行錯誤しています。

半澤:
私たちSPEEDA R&D MBTが所属しているCommunications & Branding Divisionでは、「人を熱くするコンテンツ体験で、経済をもっとおもしろくする」というビジョンを掲げています。私たちはそれを体現するかのように、コンテンツにものすごく力を入れています。

もっと言えばSPEEDA R&Dそのものが、UBのパーパスである「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」を体現したプロダクトだと思っていて。研究成果や知的財産は、経営企画部門の目に留まることで既存のビジネスを大きく変革する可能性を秘めています。SPEEDA R&Dというプロダクトを通じて、研究開発市場に共感する人をもっと増やしていきたいですね。

[執筆 髙田綾佳/編集 筒井智子/デザイン 杉野亮]

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経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる。 SPEEDA・FORCAS・NewsPicksなどのサービスを提供する株式会社ユーザベースの公式noteです。 ※インタビュー中の役職・組織名は当時のものです。