誰かの人生を変えるような企画を届けたい(2020年新卒入社 NewsPicks Brand Design エディター 高橋 智香 )
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誰かの人生を変えるような企画を届けたい(2020年新卒入社 NewsPicks Brand Design エディター 高橋 智香 )

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こんにちは! 2021年4月から新卒でCommunications Team(通称コムズ)に所属しております近藤です。

新卒の私がユーザベースグループの歴代新卒メンバーにインタビューする「New Generations」シリーズ、第7弾は2020年4月入社、NewsPicks Brand Design (以下、「BDT」/ NewsPicksの広告事業部)エディターの高橋智香さんです。

──NewsPicksに入社したきっかけを教えてください。

2018年に実施していたサマーインターンをきっかけに入社しました。高校生の頃からジャーナリストになりたいという夢があり、メディア業界で働きたいと思っていたんです。なぜメディア業界を志望していたかというと、中学高校6年間の寮生活が始まりで。

本当に6年間を閉鎖的な環境で過ごしていたんですよ(笑)。共学化して間もない学校だったので、寮の同期には女子生徒が5、6人しかいないし、テレビもないし、漫画も少なかった。そんな生活を送る中、唯一の楽しみがインターネットコンテンツだったんです。

ネット掲示板で知らない人とチャットしたり、GREEの中でHTMLやCSSをいじってオリジナルのページをつくったり、ネットコンテンツを通して広い世界を知ることができて、すごく楽しかったです。

1つの情報を知るだけで、世の中の見え方がガラリと変わるんだなと何度も思いました。そういう世界線があるって私自身が体験したからこそ、逆に「情報を伝える側になりたい」と思ったんです。

だから大学もジャーナリズムを学ぼうと思って、早稲田大学 政治経済学部に進学しました。課外活動でも映像編集をやるサークルに所属したり、TBSの番組編集部で4年間アルバイトをしたり。メディア業界のことを知りたいと思って取り組んでいましたね。

大学2年生の頃にはインターンで、約1年ほどSEO記事(検索結果において上位表示されやすい記事)のライティングやディレクションをしていました。「赤リップのおすすめランキング ベスト5」みたいな、ネットを検索したらよくトップページに出てくる記事ですね。冷静に考えてみると「誰のおすすめやねん」とツッこまれてもおかしくないような(笑)。

SEOライティング自体は価値のある仕事だと思っています。ただ、書いたものがGoogleのアルゴリズムに評価される・されないで読者に届く範囲が変わってしまう。だから、Googleに評価されるような書き方を意識しなきゃいけない。それは本質的なことなのか? と当時すごく考えました。

だからGoogleのために文章を書くんじゃなくて、100%読者に届く記事を書いてみたいなと思ったんです。それでサブスクリプション型で読者にダイレクトに記事を届けられるNewsPicksを志望しました。

最初は、ユーザベースのサマーインターンに応募しました。そのときに当時NewsPicksの編集長だった金泉さん(金泉 俊輔/現 株式会社NewsPicks Studios 代表取締役 CEO)と会って、NewsPicksについて話す中、「じゃあ、うちで長期インターンしてみる?」って言ってもらったんです。それがきっかけとなりNewsPicksのインターンとして入社しました。

──ターニングポイントがあれば教えてください。

NewsPicksのインターン時代ですね。ターニングポイントとなったエピソードが2つあります。

1つ目が、大学3年生から1年半の間、上田さん(上田真緒 / 元NewsPicks Magazine編集長)の専属インターンとして、NewsPicks Magazineという雑誌制作のアシスタントをしていたときです。

実はNewsPicks Magazineの第3号から最終号まで、エンドクレジットに私の名前も載っているんですよ。アシスタントとして、真緒さんから上がってきたゲラ(雑誌の印刷前に誤字脱字などをチェックをする紙)を校正に渡すためにコピーを取ったり、PDFに出力したりする他、記事の執筆や編集も担当していました。

ただ、マガジンの制作期間以外は、本当に何も仕事がなくて……。オフィスに行っても仕事がないから、「私って必要とされていないのかな。もう辞めようかな」って思ったこともあったんです。

「マインターン」って映画をご存知ですか? その映画で、最初新入社員だったロバート・デニーロは全然仕事がないなかでも、自分で仕事を見つけて掃除をしたり、女社長のアン・ハサウェイを車でお迎えしたりしました。そうするうち、だんだんと信頼を獲得して、最終的にアン・ハサウェイの右腕になったんです。その映画を見て、小さな雑務の積み重ねが周りからの信頼につながるんだなと思いました。

私、マガジン制作以外でNewsPicksの人と全然喋ったことなかったんですよ。だから何かきっかけをつくって、私のことを覚えてもらいたいなと思ったんです。オフィスの本棚を掃除したり、机の上を綺麗に整理したり、細々した雑務をこなしてNewsPicksの人と喋るきっかけをつくろうと頑張っていました。

ターニングポイントの2つ目が、金泉さんにNewsPicks編集部の看板である特集班に入らせてほしいですってメッセージを送ったときですね。

今でもすごく思い出に残っていて、元日に金泉さんにメッセージしたんです。いきなり送るのもちょっと変かと、なんかこう自然に送れないかなと考えて、それなら年末年始だ! って思ったんです(笑)。

大変お世話になりました。NewsPicksに入れていただいて本当に感謝してます。マガジンのお仕事もめちゃくちゃ勉強になっています。ぜひ、特集班にも入って挑戦してみたいです!

って送ったんですよ。これをきっかけに年明けすぐ編集会議に呼ばれ、泉さん(泉 秀一/NewsPicks編集部 副編集長)と食の未来を探る特集「未来を喰らう」に入りました。泉さんの仕事の進め方、取材、リサーチ業務の全てがかっこよく見えましたね。「私もこの仕事がしたい!」と改めて感じることができました。

それまでの自分は、やれと言われたことをやるだけの指示待ちの姿勢だったんですね。待っていても仕事が来ないから、自分からチャンスを手に入れよう、積極的にならなきゃダメなんだなって思うようになったんです。

このエピソードは私が執筆したNewsPicksのインターン募集の記事「なぜNewsPicksは本気でインターン採用に取り組むのか」でも一番伝えたかったことです。ぜひ読んでみてください。

──NewsPicksのBrand Design エディターとして、仕事内容とやりがいを教えてください。

Brand Design エディターとしての仕事は基本的に4つです。

1つ目が「リサーチ」です。クライアントから「こういう目的で、こういう記事を届けたい」という依頼を受けて、クライアントの強みは何か、競合はどのような企業なのか、その業界の情勢はどうなのか、記事のターゲットとなる読者は何に興味があるのかなどを調べます。

2つ目が「企画」、その内容をどのように書くのが一番効果的かを検討します。たとえば、ストレートにその事業を紹介したほうがいいのか、有識者に対談してもらったほうがよりクライアント企業の良さが伝わるのか。もしくは実際にサービスをプロピッカーの人たちに使ってもらうとクライアント企業の魅力が伝わるのか。

企画の切り口って無限にあるんです。BDTでは1つの依頼に対して2個以上の企画を絶対に出そうと話しています。その中でも、本当に読んでほしい人により深く訴求するならこっち、広くたくさんの人に訴求するならこっち、という棲み分けをしています。

3つ目が「取材」です。クライアント企業に行って取材したり、クライアントと有識者の対談をセッティングしたりとか。場合によっては数箇所に取材に行って記事にすることもあります。

4つ目が、「執筆・編集」ですね。記事を自分で書くか、もしくはライターさんに記事を執筆していただいたものを編集するか。私はまだ書く能力を磨くフェーズだと思っているので、だいたい月5・6本ぐらいの記事を自分で書いてます。

仕事のやりがいは、通常の編集記事と違い、クライアントからの要件=制約がある中で記事を書かなければならないことですね。

よくある「制約があるから面白い」という広告業界ならではの面白さを体感しています。広告主には、「伝えたいこと・記事に掲載してはならないこと」という明確なラインがあるんです。そういった制約の中で、どれだけクオリティの高いアウトプットを出せるのかを考えるのはめちゃくちゃ面白いし、やりがいを感じます。

──いま悩んでいることはなんですか?

わりとメタ認知が強い方なので、入社してから悩みが1個もないんですよね(笑)。現状の自分にできないことがあったとしても、「今の自分がめちゃくちゃ頑張っても、ここまでだろう」と客観視するので落ち込むことがないんです。

取材の質を上げるにしても、兎にも角にも「場数」が重要だなと思っていて。10年は頑張らないと、先輩たちのようなクオリティには到達できないだろうなぁと思うんです。

たとえば、23歳の新卒と40代のシニアエディターが同じ質問をしても、インタビューを受けている方の答えは、いい意味で絶対に違うと思うんですよね。だからこそ、変に先輩のすべてを真似をしようとせずに、23歳の新卒2年目の女性が質問して、この人の言いたいことが一番引き出せる質問ってなんだろう? って、自分なりに工夫することを心がけています。

理想を言えば「高橋さんだからやってほしい」とクライアントから指名が来てほしいですけど、現実的に考えてまだまだ実力不足ですし。「いや、頑張れよっ!」って話なんですけどね(笑)。できないことを考えすぎてしまうと相当病んじゃうから、「場数、まだ積んでないしなっ」って思うようにしています。

私はあまり他者と自分の比較をしませんし、同じチームに新卒同期がいないからこそ、ハッピーに生きられているっていうのもありますね。とにかく人と競争することが好きではないので、たぶん自分のペースで働けるこの環境が私に合っていると思うんです。

ナンバーワンよりもオンリーワン志向が強いんですね。「みんなと同じことをしないようにしよう」と思って小さい頃から生きてきたので、その考え方が今にもつながっていると思います。

──今後の目標を教えてください。

自分よりもさらに若い世代に向けたビジネスの企画を作ってみたいです。それを叶えるための助走期間として、この1年やってきた感覚でいます。

エディターとしての下積みをもっとやりたい気持ちと、少し他のことにもチャレンジしたい気持ちと、その両方が芽生え始めているってところでしょうか。

なぜ若い人たちに記事を届けたいのかというと、未来を動かす可能性があると考えているから。シンプルに若い人の方が、時間とエネルギーがいっぱいあるじゃないですか。ということは、1つの情報を渡したときに、大人よりも20代の人に渡した方が、未来が変わる可能性が高いですよね。

私が記事を1本書くだけで未来が変わるかもしれない。私の記事を読んだ人が、もしかしたら事業を起こして、その事業のサービスを使った人が......! とか考えると、1本の記事を書いただけで、可能性は無限大に広がっていると思うんです。すごくワクワクしますね。

私の人生の目標は、「自由であること」と「飽きないこと」。

「自由であること」は、時間・場所という制約から解放されたいんです。制約があるせいで、自分のやりたいことができないのが嫌で。何かやりたいと思ったとき、すぐに行動を起こせるだけの財力、体力、人からの信頼、能力などを持っている状態でいたいんですね。

「飽きないこと」っていうのは私の人生において一番大事です。私は退屈なのがとにかく好きじゃないから、面白いことが起こり続けてほしい。

寮生活をしていた中学・高校時代、ワクワクすることが起こらない環境がいかに面白くないかを痛感したのが原体験になっているんです。

そう考えると、エディターって基本的に自由だし飽きないなって思います。常に新しい人に会えるし、新しいこと・新しい世界を知ることができる。そういう意味で常に刺激のある仕事なので、私の幸福度は上がっている気がします。

──最後に、高橋さんにとって「Brand Design」の価値とは?

2つあります。1つは、CTR(Click Through Rate/クリック率)が評価されるビジネスだけど、読者に寄り添って興味を持ってもらえるようなコンテンツをつくっていることです。

その理由を考えたんですけど、BDTのエディターで広告業界出身者ってほとんどいないんですよ。だからこそ既存の枠にとらわれないコンテンツをつくっているのだと思います。

2つ目が、新しいビジネスの発想に繋がる知的創発体験の提供です。奥野さん(奥野 陽介/NewsPicks Brand Design Sales担当)が、

記事を書いて届ける、それがコンバージョンしてクライアント企業の採用応募やお客様が増える。それだけじゃなくて、BDTのスポンサード記事は、コメント欄に投稿されたコメント一つが新しいビジネスの発想につながる、いわば「知的創発体験」を提供しているよね。

とミーティングで言っていて、すごく共感したんです。日々の仕事でも感じるんですけど、BDTのコンテンツは発信するだけでなく、コメント欄のたった1個のフレーズで、読者が新ビジネスを着想する可能性を生み出している

私の場合であれば、対談をセッティングすることによって、人と人とのつながりをつくることに貢献できていると思うんです。人とのつながりをつくるって、ビジネスとしての1つの価値じゃないですか。

やっぱりメディアのスポンサード記事1本で、これだけビジネスの可能性を起こせているのがすごく面白いですね。

編集後記

高橋さんが、どれだけBDTのエディターの仕事に価値を感じ、若い世代に貢献しようと努力しているのかが、言葉から伝わりました。BDTにかける熱量が高すぎて、インタビューでは置いていかれそうになりつつも(笑)。

また、「あまりできないとことを思うと相当病んじゃうから。『場数、まだ積んでないしなっ』って思うようにしています(笑)」。という高橋さんの言葉に、すごく救われました。高橋さんの明るく働く姿が、とてもいきいきしていてカッコいいなと思います。

[執筆 近藤里衣/編集 筒井智子/デザイン 杉野 亮]

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