自分たちにしかできない動画表現を追求したい──NewsPicks Editorial動画班
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自分たちにしかできない動画表現を追求したい──NewsPicks Editorial動画班

UB note

こんにちは、Communications Div(略してコムズ)の筒井です!

UBグループのさまざまなチームを紹介するシリーズ、今回はNewsPicksの動画班に話を聞きました。NewsPicks編集部の中で常に「なぜ動画でやるのか?」を問われ続けるという彼らの挑戦とやりがい、制作プロセスなどについて、メンバーの有水と柳橋がたっぷり語ります。

ざっくり年表

2019年  プレミアム編集部内の動画チームとして始動。小西・柳橋の二人三脚。NOW! シリーズがスタート。

2019年末 NewsLab で記者顔出し取材の動画を実験
2020.03  GDPのアニメーション動画が注目される
2020.09  有水 入社。
2020.12  安岡チーム入り
2021.03 『伝書鳩TV』週2回配信開始
2021.04 『デューデリだん!』月2回配信開始
2021.09 王チーム入り
2021.12 高戸 入社。フルメンバーで 年末大特集「10Sketches」に取り組む

チームメンバー紹介

  • 小西 健太郎(Team Leader):ドキュメンタリー制作会社 → 経済番組の制作会社など → NewsPicks

  • 安岡 大輔:ローカル放送局記者 → 映像制作会社で経済番組ディレクター → NewsPicks

  • 有水 冴子:映像制作会社で 国際放送の番組制作 → NewsPicks

  • 柳橋 泉紀:ローカル放送局で情報番組ディレクター → NewsPicks

  • 高戸 佳祐:テレビバラエティディレクター → テレビドラマ助監督 → 広告代理店営業ディレクター兼プロデューサー

  • 王 芸杉:テレビ制作会社AD → WeChat内動画クリエイター → ライブ配信動画クリエイター → NewsPicks

動画ディレクターってどんな仕事?

──まず仕事内容を教えてください。NewsPicks Studiosでも番組をつくっていますが、どう棲み分けているんですか?

有水 冴子(以下「有水」):
池田さん(池田 光史/NewsPicks編集長)が率いるPremium Divisionの中で、動画を担当しています。組織上はEditorial Teamに属していますが、その中で動画を担当しているのが私たち6人。

NewsPicksのアプリやサイト上では、NewsPicks Studiosの番組と掲載場所が同じなので混同されやすいんですが、レギュラー企画である「デューデリだん!」「伝書鳩TV」と、不定期の「NewsPicks NOW!」を担当しています。

柳橋 泉紀(以下「柳橋」):
メインで担当する番組は決まっているけど、6人しかいないので「私は『デューデリだん!』しかやりません」みたいなことはありません。基本はみんなで担当している形ですね。

「デューデリだん!」の企画は、もともと「コンスタントに出せて、編集部の顔になる動画コンテンツをつくりたい」という思いからスタートしました。

制作プロセスとしては、基本的に記者のメンバーたちと一緒に動きます。どの企業を取り上げるか記者たちと相談して決め、その企業とつながりのある記者がアポイントを取ってくれたり、取材すべきテーマとかをある程度固めてきてくれるので、そのテーマをどう見せたら面白くなるか? の演出部分を動画班で話し合い、制作していきます。

有水:
「伝書鳩TV」は動画コンテンツとしてはちょっと特殊な作り方をしていて、ネタ選びは基本的に出演者が担当しています。彼らが持ち回りでネタを持ってきて、その場でzoomで喋った内容を録画して動画にしている形ですね。台本も一応あるんですが、熱意とライブ感を大切にしているので台本にはこだわっていません。

zoomで10分くらい話してもらった内容を1.3倍速にして3分くらいに編集し、アニメーションは外部のエディターさんに依頼しています。ファクト確認と、内容に過不足ないか、NewsPicksユーザーにとって面白いものになっているかのチェックは私たち動画班が担います。

──仕事をする上での楽しさ・やりがいは?

柳橋:
1番は「人」かな。NewsPicks編集部には、変な記者がいっぱいいるんですよ。あ、もちろんいい意味で(笑)。「この人と一緒に働きたい」って人がたくさんいるし、一緒に働けていること自体が本当に楽しいんです。

動画班のリーダーである小西さんは、映像業界にはなかなかいない「何でもできるオジサン」だと思っていて。現場の仕切りや、クオリティの引き上げといったプロデューサー的業務から、アニメーション制作のような細かく手を動かすところまで。「デューデリだん!」の初回放送のアニメーションは、ラフを描くところから動かすところまで小西さんがやっていたりします。

安岡さんは元々NewsPicks Studiosで「Weekly Ochiai」を立ち上げた人で、今は編集部のコンテンツを世の中へ流通させる仕組みを開発してくれています。具体的にはNewsPicks以外のチャネルでの拡散とデータ分析、無料ユーザーをアプリに誘導する流れをつくるイメージですね。

有水:
映像業界って、人として振り切れている人が多いと思っているんですが、NewsPicksにいる人たちは、きちんとした物差しを持ちつつ、そこからはみ出したコンテンツをつくれる。振り切れている──熱意あるモノを1つは持っていて、でも社会人としてはちゃんとしているというか。あくまで私の経験上では、ですけど(笑)。手前味噌になっちゃうけど、今やっている番組も絶対に他から真似されない自信のあるコンテンツです。

私の転職理由は「TV以外の場所で動画の可能性を試してみたい」。YouTubeやNetflixなど、ネットの世界でこれだけ動画が盛り上がっているのに、TVに閉じこもっているのはもったいないと思ったんです。NewsPicksはYouTubeでもTVでもないオリジナルのコンテンツを、自社でプラットフォームをつくるところからやっている。そこが面白いし、やりがいです。

最近のTVコンテンツって、どうしても高齢者向けかバラエティが多いなと感じていて──ビジネスパーソン向けの学びがある番組が減ってきているなと。NewsPicksはそれをつくっているんですね。

もう1つの特徴は、たとえばTVだと1社だけを取り上げた番組をつくるのは難しいし、メタバースだけで完結する番組も難しい。バラエティとして昇華させるか、芸能人を集めなければ企画として通らない世界だと思うんですね。

でもNewsPicksならメタバースの魅力だけでも勝負できる。昨年、クラシコムさんという1企業の全5回の特集記事があって、その第1回を動画コンテンツで出しました。こういうのはTVでも雑誌でもできない、面白いところなんじゃないかなと。

今いるメンバーは、もちろんTVとYoutubeどちらの良さも全員わかっていて。TVやYouTubeが嫌いなわけではなく、そこでできない挑戦をしたいメンバーが集っているんです。

私たちはNewsPicks編集部の中にいるので、常に「テキストじゃなく動画でやる理由って何?」と問われ続けます。あえて動画で表現する理由を探し続けた結果、今のオリジナル番組が生まれたんですね。

柳橋:
TVって「**という理由だから”動画”でやりたい」みたいな企画は出さないじゃないですか、そもそも動画前提だから。でもここでは「食べてみた」「やってみた」みたいな企画だと、YouTubeと何が違うの? って言われる──有料コンテンツであることが付いて回るし、1500円を払う価値があるのか、常に問われ続けます。でも、だからこそ面白い。

チーム内外のコミュニケーション

──チーム内の雰囲気は?

柳橋:
6人チームなので、全員が何でもできないと回らないというのもあって、かなり密にslackでコミュニケーションを取っています。誰が今、何に取り組んでいてどんな進捗状況かは全員が把握しています。

1週間のスケジュールとしては、撮影の週と編集の週に大きく分かれています。撮影の週は下調べに2日、準備・撮影で1日、編集は1週間くらいかかるかな。自分が担当の編集もありつつ、違う番組の撮影に行くこともあって、常にコミュニケーションを取り合っています。

有水:
「デューデリだん!」は2週間に1本のペースなので、担当者は撮影と編集で2週間のスケジュールが埋まります。担当じゃない人も撮影のヘルプに行くし、いわゆるルーティン業務は無いですね。

チームでは毎朝Slackで「今日は**します」って書いて、昼にzoomで共有事項を話しています。「**の撮影に人が足りないんだけど、誰か入れる?」みたいな。全員がカメラセッティング、撮影、編集までできるからこそのチームワークで、そういう意味では個人に求められる能力は高めかもしれません。

柳橋:
チーム外のコミュニケーションとしては、それぞれの番組で編集部の記者たちも参加する週次の定例ミーティングがあります。記者とのコミュニケーションで生まれる企画が多いので、これは必須ですね。

組織としてOKRなどを整備していくのはこれからかな。いずれにしても番組制作と並行して、走りながら考えていく感じになりそうです(笑)。

チームで挑戦しているイシュー

──今後どんなことに挑戦したいですか?

有水:
冒頭にNewsPicks Studiosの棲み分けについて聞かれましたが、NewsPicks Studiosは「人」軸のコンテンツにとても強みがあります。なので、動画としてのバリュエーションを増やすことや編集部ならではの動画を、と考えた時に情報をテキストで吸収することすら面倒、短い動画で見たい・効率よく理解したい層がいるのでは、という仮説を立てました。

今さら聞けないトレンドキーワードや、ネガティブ・ポジティブ含めニュースの当事者に話を聞きたいというニーズはあるんじゃないか──それを実際にコンテンツに落とし込んできたのが、2021年でした。

たとえば「デューデリだん!」のリサーチシーンで、「LTVって何?」みたいな用語の解説もしているんですよ。「伝書鳩TV」では3分で最新トレンドがわかる。記者が話す内容で、「今さら聞けなかったけど、そうだったんだ」ってニーズに応えているんです。そういうコンテンツをもっともっとつくりたい。

個人的なイシューとしては、子どもがいても無理せず頑張れるチームでありたいですね。私、3歳の娘がいるんですけど、転職活動をしていたときは1歳だったんですよ。NewsPicks以外の映像業界の企業は、その時点でどこも話を聞いてくれませんでした。

この業界の定時って10:00〜19:00のところが多くて、その時点で保育園に預けながらのフルタイムは無理なんですね。当時は新型コロナの影響が出始めた頃で、まだどの会社もリモートワークに慣れていなかったのも大きいんですけど。

NewsPicksはもともとフルフレックスだし、本人のwillと能力次第のところがあって、そこがすごくありがたかった。記事として最先端の働き方を取り上げるだけでなく、自分たちにも適用しているんですね。

「子育てがあると、映像業界で働くのは無理」ってよく言われるけど、動画班のほとんどのメンバーには小さなお子さんがいます。子どもが生まれたからといって、映像の仕事を諦めるのはもったいない。お子さんが生まれても「この仕事を続けたい!」と思っている人は、ぜひ仲間に加わってほしいです!

柳橋:
私は「経済って面白い!」と思ってもらえる動画をもっとつくりたいですね。。動画とテキストを融合したコンテンツがつくれないかなってずっと考えているんです。それができたら、NewsPicksでしかできないものになるかなって。

もう1つは「デューデリだん!」もそうなんですが、経済に詳しくない人が視聴して「難しいと思っていたけど、意外と面白かった」って思ってもらえるようなものをつくりたい。そういう方々に響くのは動画コンテンツだなと思っていて。

地元の友だちに「見たよ」って言われるのが目標です。私、めっちゃ田舎出身で、NewsPicksユーザーが少ない地域なので(笑)。


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