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リーダーは単なる「役割」。互いの強み・弱みを理解し、適切に頼る(INITIAL Marketing & Branding Teamリーダー 志賀康平)

Uzabase Career note

こんにちは、Communications Team(略して「コムズ」)の筒井です!
ユーザベースグループで働くメンバーを紹介する社員紹介インタビュー、今回はINITIAL Marketing & Branding Teamリーダーの志賀康平です。

プロフィール:志賀 康平(しが こうへい)
東北大学工学部を卒業後、西日本旅客鉄道(JR西日本)に入社。非鉄道事業部門の新規事業チームにてM&A・PMIを経験。その後、経営企画部門に異動し、グループ会社の経営管理業務、コーポレートベンチャーキャピタルの戦略策定、新規事業部門の立上げ及び合弁会社(新規事業)の撤退・清算業務を経験。2021年7月からユーザベースに参画し、INITIAL事業のマーケティング&ブランディングを担当。

なぜユーザベースに入社しようと思ったんですか?

SPEEDAのNew Business Wayという新規事業のコミュニティに参加して、そこでぱっちょ(斎藤 可奈/SPEEDA JP Marketing & Branding Teamリーダー)やJJさん(酒居 潤平/Communications & Marketing Divisionリーダー)と話したことがきっかけです。

当時僕は、鉄道会社の経営企画でM&AやCVC(Corporate Venture Capital)の戦略策定などを担当していました。それで、ご多分に漏れず30歳くらいで今後のキャリアを考えはじめたんですね。グループ内の事業会社に移るというのが前職では一般的なルートだったんですが、何となく自分の将来像としてイメージしづらくて。

経営企画での経験を活かしつつ、事業部門で数字を追いかけるということに挑戦してみたかったんです。それ自体は前の会社でもできたことなのかもしれないんですが、人事部の意向で自分のキャリアを決められてしまうのが嫌でした。

それともう1つ、「自分がやった仕事」という実感がほしいというのもありました。たとえば前職で言うと、大阪駅や京都駅の開発のような予算が何百億円にもなる案件に携わったこともありましたが、10年近いスパンの計画のため自分がどこまで関わったのかがわかりませんでした。世間にインパクトを与えた案件だとは思うけど、さすがに「あれ僕がやりました」とは言いづらいんですよ(笑)。

そこで当時は、将来自分が行きたいと思える部署や会社に行けるよう、知識を身に付けたり人脈をつくったりして、準備しておこうと考えました。

New Business Wayに参加したのは、そんなことを漠然と考えていた頃でした。そこで、JJさんとぱっちょに「経営企画のあと、何をするか迷っている」みたいなことを話したら、「うちにこない?」と。

それまで「マーケティング」という選択肢は考えたことすらなかったんですが、よくよく考えてみると、ユーザベースのマーケティングであればM&AやCVCの経験も活かせそうだし、事業にも直結している。実は僕の理想に近いことに気づいたんです。ここで自分がどこまでできるか試してみるのもありかなと思いました。

選考中にはチーム合宿に参加させてもらうなどして、真剣に検討しました。ちょうどその頃、以前から関心のあった海外赴任も打診されたので、本当に悩みましたね。

最終的にユーザベースを選んだ理由は2つあります。1つは参加させてもらった合宿の雰囲気がとても良かったこと。もう1つは、SPEEDAやINITIALのセミナーに参加してみて、単なるプロダクトの紹介ではなく「会社の中で挑戦をしている人」にスポットを当てていることが伝わってきたこと。

大企業で働いていると、「どう考えてもこうでしょ」ということも、いわゆる「大企業の論理」で、自分の考えとは異なる意思決定になることが少なくありません。

ただそれって、社内の人だけで話しているからそうなってしまうだけなんじゃないかなと。誰かが「他の会社ではこうやっているよ」と事例を紹介したら、その意思決定が変わるかもしれない。事例を伝えることが、すごく強力な意思決定のツールになりうると思うんですよね。

自分がユーザベースでマーケティングをすることで、社内で挑戦しているけどスポットが当たっていない人の背中を押せるのではないか、そこからさらに、世の中の企業の意思決定や成長につなげられるのではないかと考えました。

前の会社のことが嫌いなわけではありませんでした。でもこの会社を変えるためには、自分が偉くなって内部から変えるのではなく、ユーザベースみたいなところで影響力を発揮して、外部から変えた方が早いんじゃないかと思ったんです。

現在の仕事内容と、仕事でワクワクしていることを教えてください。

INITIAL事業のマーケティングとブランディングを担当しています。メインはセミナーの企画運営と自社サイトへ誘導するためのWeb広告です。これからスタートアップ投資を始めようという企業はまだまだ多く、そこに発信ができることが面白いですね。

私は起業した人やこれから起業しようとする人たちを、心の底からリスペクトしていますし、本気で応援したいと思っています。そして、大企業にとっても起業家やスタートアップと交わることでオープンイノベーションにつながるなど、得られることは多いはずです。大企業とスタートアップがwin-winの関係になれるプラットフォームをつくりたいですね。

僕自身、いまだに「オープンイノベーションってなんだっけ?」とかモヤモヤすることもありますが、セミナーやレポートで発信することで挑戦する人が増えたり、大企業の成長に貢献できたりしていると思うと、すごくワクワクします。

仕事で忘れられないエピソードはありますか?

入社して3ヶ月くらいでリーダーを任されたんですが、自分より経験の長いメンバーもいる中で、事業のことも仕事のこともよくわかっていない自分が、リーダーとしてうまくやれていないことに壁を感じていました。

ちょっと話は変わりますが、大企業では「欠点のない人が良い」という考え方をします。必然的に「不得意なものを無くしていく」育成がメインになりがちなんです。でもユーザベースは真逆で、「できないことはできる人に助けてもらおう!」っていう環境じゃないですか。できないことを克服するより、できることをさらに伸ばすことのほうが重要だという考え方ですよね。

先ほどの「うまくやれていない」の正体は、まさにこれ。僕は「リーダーなんだから、なんとかしないと」と思っていたけど、それがそもそもの間違いだったんです。

JJさんや千葉さん(千葉 信明/INITIAL事業CEO)からよく言われたのが、リーダーだからどうとかではなく、ユーザベースやINITIALの事業をどう成長させていくかが重要だということ。その中で僕の役割がたまたまリーダーだというだけの話。

自分のできること・できないことを理解して、できないことはいかに人に頼れるか──できないことを自分ができるようになるための時間なんて無い、事業を成長させるために今何が必要かを考えるべきなんだと、後になってわかりました。

このことに気づけたのは、「うまくいっていない」という感覚があったときに、JJさんから「もっとメンバーと対話をすべき」だと話してもらったことがきっかけです。

前職とユーザベースの一番の違いは、ユーザベースは「話をすること」に重きを置いていること。前職でも仕事の話はするけど、プライベートの話はそんなにしなかった。仕事の話にしても「できない、困っている」というコミュニケーションは、ほとんどしたことがなかったんです。

たとえば業務でわからないことがあったとしても、前職では「人に聞く前にまず自分で調べる」というのが常識だったんですね。それでユーザベースに入ってすぐの頃、同じようにわからないことを調べていたら、たまたまそれを見かけたメンバーに「なんですぐ聞かないの? 転職してきたばかりなんだからわからなくて当たり前でしょ」と言われたんです。

これはすごく印象に残っていますね。渦中の友を助けるというか、過剰なまでに手を差し伸べてくれることが、いい意味でかなり衝撃的でした。

あることで千葉さんに相談したときに、「できるできない以前に、それってガーシー(志賀のニックネーム)がやる必要あるんだっけ?」って言われて、ハッとしたこともありました。JJさんからも「目指す理想像を描いて、そこにどう向かうのか、誰に何を頼るのかを考えるのがリーダーの仕事」だと教わりました。

これを実践するためには、メンバーがお互いに「何ができて、何ができないか」を知っていることが不可欠。共通の目的に対して「コレは俺ができるけど、ココはできないから助けて」って言えるためにも、普段の会話はとても大切だなと思います。

今、INITIALでちゃんうら(浦川 逸/INITIAL Marketing & Branding Team)と私の2人でやっていますが、彼も私より後から入ってきたし、僕自身もマーケターとしての経験が長いわけでもないので、周りに頼らないと何もできません。

事業が急速な成長を目指している中で、「あと1ヶ月あればできるようになる」なんて言ってる場合じゃないんですよね(笑)。そういった環境のおかげで、周りに適切に頼れるようになりました。

The 7 Valuesの中で、一番好きなバリューは何ですか?

どうしても1つに絞れなかったので、2つ答えます(笑)。まずは「スピードで驚かす」。ユーザベースに入って最初に驚いたのが、意思決定のスピードがとにかく早いこと。会議とかでも「決めにいく」という感じですよね。前職は慎重というか、意思決定にかなり時間をかける文化だったので、これは衝撃的でした。

転職を経て「やってみないとわからない世界」があることを実感しました。ユーザベースのように、短期間で意思決定される回数が多ければ多いほど、自分で判断して成功・失敗の経験を積める回数が多いわけなので、これは大きなメリットだと思います。顧客に何かを届けるにしても「速い」というだけで価値があり、アドバンテージにもなる。とても大事なことだなと。

もう1つは「迷ったら挑戦する道を選ぶ」。さっきの話にも似ていますが、「まずやってみたらいいじゃん」みたいなカルチャーなんですよね。

時間とかリソースとか、障壁はいろいろあるかもしれないけど、やるためにはどうすればいい? ということを相談できる会社だと感じています。「結果はどうなるかわからないけど、やったほうがお客様のためになるのなら、やろうよ」っていう。僕自身の転職理由も、自分がどこまで行けるのか挑戦することだったので、この考え方は好きですね。

今後挑戦したいことは?

あんまりないんですよね(笑)。確かにINITIALの事業を大きくしたいとか、大企業でモヤモヤしている人の背中を押したいとかはあるけど、「こうなりたい!」みたいな野望的なものはないです。強いて言うなら、常に何かに挑戦していたい。自分の可能性の限界がどこかを知りたいです。

前職はたしかにすごく安定していたし、みんなから「いい会社入ったね」とも言われました。でも自分の将来がある程度わかってしまうんですよ。それはつまらないなと思ってしまって……。

今は逆に、将来のことが全くわからない。この先もずっとユーザベースにいるのか、どこかに飛び出すのかも含めて未知数なんです。会社自体がまだまだ成長しているし、自分がどこまで成長できるのか。とにかく挑戦し続けたいですね。

意外なことが起こるのって、楽しいじゃないですか。僕、結構人生を「ネタ」みたいに捉えるところがあって。ポジティブなこともネガティブなことも含め、後から「こんなことあったな!」って、笑って言えるような人生がいいんですよね。

そういう意味で、リスクの幅が大きい方がシンプルに面白い。自分の可能性がなんなのか、どこまで行けるのか。得意、不得意は20代のキャリアである程度わかってきたけれど、まだ何かあるかもしれない。可能性の幅を広げたい。「あと30年、その仕事やってて楽しいですか?」と問われて、はい! と答えられる仕事をしていたいと思います。

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経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる。 SPEEDA・FORCAS・NewsPicksなどのサービスを提供する株式会社ユーザベースの公式noteです。 ※インタビュー中の役職・組織名は当時のものです。