事業立ち上げをしたからこそ、"本当"の自己認識ができた(NewsPicks 事業開発 纓田和隆)
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事業立ち上げをしたからこそ、"本当"の自己認識ができた(NewsPicks 事業開発 纓田和隆)

こんにちは、ブランディングチームの筒井です!
ユーザベースグループで働くメンバーを紹介する社員紹介インタビュー、第6弾はNewsPicks Creationsの纓田和隆です。

プロフィール:纓田 和隆(おだ かずたか)
事業開発ディレクター。2007年、米テック系ニュースメディアCNET、ZDNetの日本展開をするシーネットネットワークスジャパン(現:朝日インタラクティブ)へ入社。通信・IT系事業会社を中心に、BtoBのマーケティング支援を実行。リードジェネレーション広告を中心に記事タイアップ、セミナー運営、ディスプレイ型広告枠の販売を行う。

2015年NewsPicks Brand Design(広告事業)の立ち上げに参画、シニアマネジャー就任。営業戦略立案、広告商品の開発、チームビルディング全般を担当。2020年からユーザーと企業の共創型商品開発支援サービス「NewsPicks Creations」事業立ち上げ、DivisionHead。

――なぜUBに転職しようと思ったんですか?

転職を考えたのは31歳のとき。自分の周りにいる優秀な人たちが次々に起業していて、置いてきぼり感を持つようになって。自分はCNETという朝日新聞グループの子会社で、あと30年働き続けるのだろうか? と自分によく問いかけていました。社外で活躍している同世代の人たちが、自分をチャレンジングな環境に投じているのを目にするたび、危機感が高まってきて。

幾つか転職エージェントに登録する中、当時採用を担当していた村樫さんから、スカウトメールが届いたんですよ。ユーザベースのことは、何となく「成長している会社だな」くらいの認識でした。同じメディア業界にいたので、NewsPicksを立ち上げていることは知っていたし、初期からのユーザーでもあります。

30代で「0→1」のチャレンジができる環境を探していたので、アーリーステージのスタートアップを探している中、UBへの転職を決めたのは「」ですね。もともとオンラインのニュースメディアに携わっていたので、「この業界はもう儲からない、難しい」と思っていたんです。NewsPicksには可能性を感じていたものの、メディア以外のビジネスモデルで事業開発をやりたかった。

でも、せっかくスカウトメールをもらったので、とりあえず話を聞いてみようと思い、久川さん(現Brand Designチーム)や坂本さん(NewsPicks代表取締役COO)、梅田さん(共同創業者CEO)と面接させてもらいました。選考を通じて、どんどん志望度が高まっていったんですね。

梅田さんが話してくれた「NewsPicksをこうマネタイズしていくんだ」という事業構想については、正直なところ最初はピンとこなくて(笑)。でも「The 7 Values」をはじめ、カルチャーフィットしていると感じたし、ビジョンも絶対に一致していると、梅田さんと話す中で確信して入社を決めました。

確かにビジネスモデル的に厳しいのではと思っていたけど、「こうすればオンラインメディアは上手くいくのでは?」という仮説は持っていたので、NewsPicksの土壌を使えば上手くいくかもしれないと考えました。それが自分にとって、何よりのチャレンジになるなと。

――現在の仕事内容と、仕事でワクワクしていることを教えてください。

今やっているのは、一言でいうと「大企業変革支援」です。僕は2006年新卒で、当時はベンチャーが日本を変えていこうと盛り上がっていて、大企業は「オワコン」と言われるような時代でした。でもBrand Designチームでも5年ほどスタートアップにスポットを当ててきた中で、直近2年くらいで少し自分の認識が変わってきたんです。

大企業はスタートアップに比べると、たしかに勢いは弱いかもしれないけれど、社内にはすごいアセットを持っているんですよ。スタートアップを支援するのも、大企業を支援するのも、どちらも素晴らしい仕事ですが、日本社会への影響や広告・メディアの業界課題を根本からアップデートするうえで、後者の方がインパクトが大きいと思うようになって。これは麻生さん(AlphaDrive代表取締役社長 兼 CEO/NewsPicks 執行役員)との出会いがキッカケです。

1年ほど前、大企業のプロパー20年目くらいのお客様から、ものすごく熱のこもったプレゼンを受ける機会があったんです。「僕は決裁権や影響力はないけど、この広告費を使って自社の企業体質を変えたいんです!」と話すのを聞いて、大企業にもこのような方がいるんだ、だったら他の大企業にも同じように高い志と熱いモチベーションを持って、その会社を変えたいと本気で思っている人もいるのではと考えました。そんな方々に伴走し、支援するのはやりがいがありそうだなと。

そこで立ち上げたのが、現在管轄しているCreationsチームです。ここでは、大企業が新規事業を生み出せる会社に体質変換する支援をしています。具体的には、商品開発段階からプロモーションまでを、ユーザーと企業とがNewsPicksのビジネスコミュニティ内で共創する支援プラットフォームを提供します。

※参考:プレスリリース「NewsPicks、ユーザー共創型の新商品開発支援サービスを開始

既に2社からご契約をいただき、NewsPicks内にコミュニティを作って、商品開発のアイディエーションを行っています。NewsPicksコミュニティには情報感度の高いユーザーがたくさんいるので、彼らと一緒に新商品を考えている段階です。

そのコミュニティ運営を僕らがやるのは簡単です。でも、敢えて大企業の中の方たちに旗を振ってもらい、僕らはコミュニティ運営のスキルをインストールする役割を担っています。僕らがコミュニティ運営をしてしまうと変革にはつながらないと思ったからです。

自分たちの手でコミュニティを運営し、消費者との対話を通じて共創をする――最終的に多くの大企業が自走するようになれば、僕らの事業ミッションは達成です。

――仕事で忘れられないエピソードはありますか?

2017年、僕がBrand Designチームのリーダーをやっていた頃、モチベーションクラウド(組織状態を定量化・可視化するサーベイ)を初めて実施したときのことが一番記憶に残っています。何となく「スコアは良い方ではないだろうな」とは思っていたんですが、ユーザベースグループの中で、まさかの下から2番目のスコアだったんですよ。ショックで眠れませんでした

当時はまだBrand Designの立ち上げ期で、とにかくやることがたくさんある中で、人数もどんどん増やしていた時期。まさにカオスでした。当時の仕事を振り返ると、①達成シナリオを描く(予算)、②顧客の満足度向上(商品)、③マネジメント(仲間)という3つの大事なことがありました。

でも毎年年末ギリギリまで、予算達成できるか分からない状況がずっと続いていたんですね。だから優先順位をつけて動いていました。当然、①を最優先で。いま振り返って僕が最も反省しているのは、この優先順位をつけていたこと。言い換えると、それは僕自身が経営や会社に対して良い顔をしようとしてたことなんですよ。

②や③が多少うまくいっていなくても、①を優先しているから仕方ないと、僕自身の立場を守るために聞こえの良い説明をするようになってしまっていたんです。直視すべき課題や周囲の意見を汲み取れず自己認識することから逃げていた……。結果として、何となく上手くいっていない、みんな楽しくないんだろうなという状況でした。

UBは自己認識を大事にする会社ですが、当時の上司だった稲垣さん(共同創業者COO)からのアドバイスや、社外研修を受ける機会をもらって、自分は本当の意味での自己認識ができていなかったと気づかされて。

そんな僕に、リーダーの定義は「未来を描く」ことと「目先の結果を出す」ことの両輪を永続的にできること。その2つに優先順位なんて存在しない――そんな軸を僕に植え付けてくれたのが、カルチャーチームでした。

当時のメンバーが満足してくれていたかは分からないけど、結果として少しずつサーベイのスコアは上がっていきました。2017〜2018年はめちゃくちゃ大変でしたが、この経験があったから、僕自身も変われたと感じています。

――The 7 Valuesの中で、一番好きなバリューは何ですか?

入社時から「渦中の友を助ける」が好きでしたが、入社後によりそれを体感しました。自分が忙しくないのに助けるのは、誰にでもできるんですよ。でもUBのみんなは忙しいんだけど、自分が超多忙なときでも渦中の友を助けるのが、本当の意味での「渦中を助ける」なんだよって新野さん(共同創業者)が言っているのを聞いて、すごくいいなと思ったんですよね。

The 7 Valuesをブレークダウンした「31の約束」もすごく好きで、僕はこのハンドブックが配られたときが「この会社を選んで良かったな」と思った瞬間かもしれません。これがメンバー全員に定着することで、UBはすごく強い会社になると思ったんです。今後もどんどん会社は大きくなっていくので、僕たちリーダーはこれを継承していかなければと考えています。

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――今後挑戦したいことは?

メディアのマネタイズは広告と課金がメインですが、この2つだけで永続的な成長は望めないと考えています。NewsPicksは、新しいメディアの形を模索し続ける存在でありたいんです。

僕がやりたいのは企業が商品を生み出す瞬間に寄り添い、立ち会い、彼らのコミュニケーションプラン全体をも支える存在になることです。最終的にその広告や施策効果の検証結果を、代理店や広告主さん向けによりわかりやすく提供していきたいんですよ。

明るいメディア・広告業界にしていくための僕の仮説はそれです。こうしたビジョンを、最後までやりきり爪痕を残したい。どこまで突き進めるかわかりませんが、あと3年以内にここまでたどり着きたいですね。

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