「プロダクトの成長のためには何でもやる」――プロダクトの成長にコミットして、データとテクノロジーで価値を創出するNewsPicksのグロースチーム
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「プロダクトの成長のためには何でもやる」――プロダクトの成長にコミットして、データとテクノロジーで価値を創出するNewsPicksのグロースチーム

こんにちは、Communicationsチーム(略してコムズ)の筒井です!
ユーザベースは2021年、エンジニア組織への投資を強化しています。

今回は外部ライターさんによるNewsPicksのエンジニアメンバーインタビューの第6弾をお届けします!

※社名を表す場合は「ニューズピックス」、サービス名を表す場合は「NewsPicks」と表記しています。

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NewsPicksでサービス成長の要となるのが、各開発チームからグロースハック施策を切り出してPDCAを回すグロースチーム。「この仕事は結果が数値で見えるからやりがいがある」と話すのは、グロースハック施策でエンジニアサイドをリードする桐畑数寿です。サービスを成長させるため、グロースチームではどんな取り組みをしているのでしょうか。

自分が開発したサービスをより多くのユーザーに届けたかった

——まず、桐畑さんのこれまでの経歴や、エンジニアとしてのキャリアを教えてください。

ニューズピックスに入社する前は、法人向けのERPパッケージの開発・販売を手がけるワークスアプリケーションズに新卒で入社し、会計システムのエンジニアリングやウェブシステムの開発、データ分析業務などに従事していました。

エンジニアとしてさまざまなプロジェクトに携わりながら5年ほど経ったタイミングで、2つの理由があって転職をしようと考えたんです。

1つが、スタートアップのような小規模な企業で挑戦したいと思ったこと。新卒でワークスアプリケーションズを選んだ背景には、ベンチャーでバリバリ働きたいという思いがありました。しかし、2010年の入社当時、ワークスアプリケーションズはすでに社員3,000人というメガベンチャーだったこともあり、より人数が少ないスタートアップで新しいステージにチャレンジしたいと思っていたんです。

もう1つが、自分が開発したものをより多くの方に使っていただきたいという思いです。当時開発していたERPパッケージは法人向けで、その性質上利用するユーザーが限られていました。NewsPicksは法人向けサービスもありますが、B2Cで広く展開しています。多くのユーザーに経済情報という価値が届けられるという点を魅力に感じ、ニューズピックスへの転職を決めました。

ビジネスサイドと連携して施策を決定、成果が数値で見えるからやりがいがある

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——グロースチームはどんなことをするチームなのでしょうか。

グロースチームは2021年2月にできたばかりで、メンバーはまだ3人しかいない新しいチームです。

今後もNewsPicksを成長させていくためには、ユーザーに少しでも長くサービスを使ってもらえるような施策や、プレミアム会員の価値を知ってもらえるような取り組みが必要です。しかし既存のチームでは、ユーザー対応のための仕様調査など日々の運用業務が負荷となり、成長への取り組みにまで手が回っていませんでした。

そこで、グロースするための施策を各チームから切り出して、グロースチームがPDCAサイクルを回していくことになったんです。

——具体的に、どんなふうに業務を進めているんですか?

全体的な流れでいうと、マーケティングチームなどビジネスサイドのメンバーとともにアイデアを出し合って、どういった施策を実施していくのかを検討します。ミーティングで出たアイデアをもとに意思決定をして、どの施策に優先的に取りかかるか、優先順位を決めて施策を実施していく形です。

施策を実施するにあたってはエンジニアサイドでスケジュールを引いて、実施スケジュールに沿って開発を進めていきます。このとき心がけているのは、 些細な施策でも必ずA/Bテストを行うことです。

NewsPicksでは有料コンテンツを配信していますが、その中でも「読まれるもの」「読まれないもの」があり、単純に時系列で施策を評価することが難しいんです。

たとえばアプリをインストールした直後に、使い方や機能、サービスについて紹介するオンボーディングの機能を追加する場合、それをすぐに全体に適用してしまうと、効果があったのか無かったのか、考慮すべき要因が多すぎて判断がしづらいんです。

そこで、ユーザーをグルーピングして、Aグループにはオンボーディング機能を追加、Bグループには機能を追加せずに使ってもらうことで、その差分を分析し、統計的に有意に違いがあると言える施策だけを取り入れる、ということをしています。

私はこのプロセスの中で、実際にコーディングしたり、データ分析をしたりといった手を動かす仕事もありますが、主にはエンジニアサイドをリードする役割をしています。

具体的には、ビジネスサイドとのミーティングで出されたさまざまなアイデアをもとに、限られたリソースの中でどの施策を実行していくか、工数や効果の予測等の観点から意思決定をするような役割です。

——サービスを成長させる仕事のおもしろさや、やりがいを感じる部分はどこですか?

グロースチームの業務はダイレクトに数値が返ってきます。そこが何よりおもしろいところですね。A/Bテストでユーザーの利用率を見ていると、施策を打ったことでダイレクトに数値が上がることがあって、成果が目に見えてわかるんです。

エンジニアの仕事は製品を開発してリリースするところまでで終わることが多いんですが、グロースチームではその後の数字を伸ばしていくところまでを目標に置いています。やったことが数値で可視化されるので、やりがいを感じますね。

また、施策を立てる際は何らかの仮説を立てたうえでその成果を測っているのですが、時々思いもしない結果を得ることがあります。たとえばユーザーの滞在時間を延ばすための施策を打ってみたら、なぜかプレミアム会員への加入が増えたといったような場合ですね。

そんな時は「この数値の意味は何だろう?」とチームで深く議論し、また新たな仮説を作って検証していきます。こういったサイクルは、自分たちの学びにつながっている感覚があります。

——業務の中では、どんな技術を用いているのでしょうか。

グロースチームだけでなくどのチームもそうなんですが、何か機能を追加する場合には横断的な開発をする必要があります。サーバーサイドもそうですし、場合によってはインフラの設定、iOSやAndroidアプリの開発をすることもあります。

NewsPicksではメインの技術としてJavaを用いていますが、一部マイクロサービス化したKotlinで動かしていたサーバーサイドがあったり、データ分析部分はPythonで書かれていたり、さまざまな技術を使っています。

私もプロダクトの成長のためには何でもやるという姿勢で、フロントエンド、バックエンド、データ分析など、その時必要な技術を適宜キャッチアップして対応しています。また、クラウドでAWSを使っているので、ネットワークの設定やコンテナの技術をキャッチアップすることもあります。

技術的にわからないことがあれば担当チームに聞いて進めますが、たとえばグロースチームで何か開発しようとしている機能については、適宜技術をキャッチアップして自分たちで実装していきますね。

新しく入ってきたメンバーからの「こんな技術を使ってみたい」という提案を取り入れていくことも頻繁にあります。昨年は課金基盤のシステムをマイクロサービス化したいという提案を受けて、半年ほどかけてマイクロサービスでリアーキテクチャしたということがありました。

ニューズピックスでは、「これがやりたい」と手を挙げた人の気持ちを十二分に考慮してくれる環境があります。サービスを伸ばすために必要なことと、自分が伸ばしていきたいスキルセットの掛け合わせがうまくいけば、自分自身が開発をリードしていくといったこともできるはずです。

「迷ったら挑戦する道を選ぶ」――コトに向き合い課題に挑戦する

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——グロースチームにはどんなカルチャーがあると思いますか?

これはグロースチームだけでなく、ニューズピックス全体の開発チームにいえることかも知れませんが、自然体でフラットに、誰とでも本音で話し合える雰囲気があります。

役職も気にせず、たとえ相手が社長であっても、発言の意図がよくわからない場合には「わかりません」と伝えたり、「それはちょっと違うのではないか」と指摘したり。逆にいいアイデアが浮かんだら、誰であろうと臆せず発言することができますね。これは、お互いに相手のことをリスペクトしながら仕事をする姿勢があるからだと考えています。

——ユーザーベースでは「The 7 Values」を掲げていますが、それを体現しているような印象を受けますね。

そうですね。「The 7 Values」の1つに「迷ったら挑戦する道を選ぶ」というものがあって、より困難な道を選ぶ人が称賛されるというカルチャーがあると思います。グロースチームでも、施策や開発で「どちらを選べばいいか」と悩んだときには、困難だけど挑戦する意思決定が自然にできます。

チャレンジするにあたって「失敗したらどうしよう」といった気後れはなく、万が一失敗した場合でも、「ヒト」ではなく「コト」に向かって問題を解決しようとする姿勢は徹底しています。

たとえばシステムエラーや障害が発生したとき、障害のキーを引いた人を責めるのではなく、「その人の業務量が多かったのが問題なのか」「そもそもリリースフローに問題はなかったか」というふうに、エラーや障害の原因を明らかにして問題を解決することに重きを置いていますね。

05_迷ったら挑戦する道を選ぶ

——チームにはどんなメンバーがいますか?

私以外の2人のメンバーは、スキルも経歴も多彩です。

1人は、もともと数年前まで靴屋をしていたところからエンジニアに転身したという、ドラスティックなキャリアの持ち主です。サーバーサイドも iOS アプリもマルチにこなせますし、データ分析も対応可能な頼れるメンバーです。

もう1人は、私と同じワークスアプリケーションズでエンジニアを経験し、その後アクセンチュアでコンサルタントとして活躍した後、ニューズピックスに参画してくれました。

——多彩なバックグラウンドを持ったメンバーですね。そんなグロースチームが今抱えている課題があれば教えてください。

これもグロースチームだけでなく、NewsPicksの開発チーム全体に言えることなんですが、開発をリードしていける人材が不足しています。

プログラムが書けるだけでなく、プロジェクトを検討して開発をし、かつデータを分析するところまで、いわゆる上流から下流までをこなせる人材がいません。

チームとしてはやりたいことがたくさんあって、試したい案もあるのですが、どうしてもできる量には限界があります。

経験はなくても、開発をリードしていこうというマインドを持った人に来ていただいて、どんどんPDCA サイクルを回していきたいですね。

相互にリスペクトを持って、自ら起案し実施する、自走できる方がフィット

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——技術に関しては新しいことに挑戦したり、現場でキャッチアップしたり、成長につながるお話がありました、グロースチームに入ることで得られるキャリア機会についても聞かせてください。

プロダクトを成長させるために、データドリブンで施策を考えたり、どうPDCAサイクルを回していけばいいか検討したりといった、プロダクトオーナーとして求められやすい経験を得ることができる環境だと思います。

たとえばユーザーの滞在時間を延ばすためにオンボーディングを追加する、購読画面を整備して見やすくするという1つひとつの施策も、データを見ながら改善をしています。プロダクトやサービスを提供している会社であれば、今後はそういったスキルがますます必要とされるのではないでしょうか。

その意味ではグロースチームは開発だけをするチームではないので、開発とデータドリブンでプロダクトを成長させること両方に興味を持っていただける方であれば、多くの成長を得ていただけると思っています。

——グロースチームのカルチャーには、どんな人がフィットすると思いますか?

まず、ユーザベースの「The 7 Values」に共感していただけることが大前提です。そのうえで、相互にリスペクトを持って仕事に取り組む方が社内に多いので、そういった価値観がある方はマッチしやすいのかなと思います。

グロースチームでは自分起案でプロダクトの改善案を考え、自ら実施していくということが求められます。言い換えると「自走」できる人だと、グロースチームのカルチャーにフィットするのではないでしょうか。

前述したような、ユーザーの体験や滞在時間を伸ばすためにはどうすればいいかといった案を常々考え、チーム内やビジネスサイドとの議論を通して施策を実装し、成果が出る。そうすると、NewsPicksというサービスがどんどん自分事化されていきます。この感覚が楽しいんです。

建築士が設計した設計図に従ってをひたすら家を作るのではなく、「ここはこうしたほうがいいんじゃないか」といったような話を建築士と一緒にしながら、自分で考えた家を建てていくような感覚に近い感じです。それに共感していただける方だとフィットすると思います。

先日ユーザベースの株主総会で、2022年度から年間の売上を30%ずつ成長させていこうという目標が掲げられました。そうした目標のもと、今後も非連続の成長が求められる中で、大きな変化も起きていくだろうと思っています。そのような変化を楽しんで働ける方がいたら、ぜひ一緒にチャレンジしていきたいですね。

[TEXT:宮原智子/EDIT:筒井智子]


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