自由と責任の両輪があるから、フランスでフルリモート勤務できる(INITIAL編集 藤野理沙)
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自由と責任の両輪があるから、フランスでフルリモート勤務できる(INITIAL編集 藤野理沙)

こんにちは、ブランディングチームの筒井です!
ユーザベースグループで働くメンバーを紹介する社員紹介インタビュー、第10弾はINITIALの藤野理沙です。

藤野 理沙(ふじの りさ)
外資系運用会社にてファンドマネージャーとして日本国内の成長株投資やベンチャー投資に従事した後、2017年12月に現在の株式会社INITIALに入社。SaaS Editorialチームの編集者として、スタートアッププラットフォーム「INITIAL(イニシャル)」でスタートアップ企業・投資家のコンテンツ企画、取材、分析、記事の執筆をフランスからリモートワークで行っている。編集力を生かし、アートをより身近に感じてもらうために個人でアートの情報発信も行っている。将来は展示会の企画や、アートビジネスにもチャレンジしたい。


――なぜUB(ユーザベース)に転職しようと思ったんですか?

JVR(株式会社ジャパンベンチャーリサーチ/現 株式会社INITIAL)に転職したのは2017年12月です。UBがJVRを買収したのが2016年12月で、私が入ったのはPMI真っ最中の頃でした。メンバーの多くはSPEEDAから移籍してきていて、外部から中途で入ったのは私が初めてですね。

前職ではファンドマネージャーだったんですが、事業に関わりたいと強く思っていて。投資の仕事は楽しいけど、成長企業の経営者と会ううちに、どうやって新規事業を立ち上げているかなど、投資家サイドからは見えない景色が見たい、事業をつくる側に行きたいとに興味を持つようになったんです。UBグループの中でも、SPEEDAやNewsPicksのように既に立ち上がっている事業ではなく、新規事業に携わりたいと考えていました。

UBが主催する採用イベントに参加したら、カジュアル面談しませんか? と連絡をいただいたので、新規事業をやっている佐久間さん(現 B2B SaaS Company代表)に会いたいとリクエストしたんですよ。UBは投資先だったので、決算発表会や投資家の1on1ミーティングなどで新野さん(共同創業者)と話したことはあったんですが、投資家として佐久間さんと話してみたいと思っていたのもあって。

「事業のことは分からないけど、やってみたい」と佐久間さんに話したら、「事業開発をやってみる?」と言ってもらえました。30分の面談のはずが2時間くらい話し込んで、すごく楽しくて。その日はなかなか寝つけないくらいワクワクしました。

UBへの転職を決めたもう1つの理由は、UBの自由な働き方です。当時、今の夫と日本・フランス間で遠距離恋愛をしていて、「いつかフランスで働きたいな」と思ってたんです。カジュアル面接のとき、何か懸念があるか聞かれて「将来、フランスで働きたい」と話したら「やってみなきゃわからないけど、まあ大丈夫じゃない?」と言われて、UBしかない! と思いました。

あとは選考中に会った人たちが、みんな人間的に素晴らしいと思える人たちばかりだったんですよ。自分のバックグラウンドもある程度活かせそうだし、SPEEDAもNewsPicksもユーザーとして使っていたので馴染みもある。上場はしているけれど、JVRは規模は大きくないから、やりたかった新規事業もゴリゴリできそう――この人たちとなら、オープンに自分らしさを発揮しながら働けると直感的に思い、入社を決めました。

――現在の仕事内容と、仕事でワクワクしていることを教えてください。

今はINITIALの編集を担当しています。今年4月にSPEEDAのアナリストチームと合併してSaaS Editorialチームという名前になりました。分析をするだけでなく、記事の企画や執筆、編集を担当しています。分析レポートを書くだけでなく、新しい企画を考えることも増えたので、アナリストではなく「編集」職

今年2月から、週2本の記事を出すとユーザーにコミットしているので、正直大変です(笑)。ただ、SPEEDAのアナリストも同じチームになったので、たまに記事を書いてもらったり、他社のVCに寄稿していただいたりして、何とか作っている感じですね。

INITIALの名でメディアを始めて1年弱。最近はありがたいことに知名度が上がってきたからか、サイト宛に取材依頼が来たり、有料プランのユーザー様から、カスタマーサクセス(CS)経由で記事化の依頼が来たりすることも増えてきました。

残念ながらすべてのリクエストにおこたえすることはできませんが、特にファイナンスに強いメディアだと認知されつつあるので、スタートアップや投資家への取材を断られたことはほぼありません。

ワクワクするのは、スタートアップに関わる起業家・投資家の最前線の方々に取材ができることと、その取材とリサーチをもとに分析したストーリーを、ユーザーに届けられること。

記事を読んでくださった方に「何回も読みました」「実務でも役に立ちました」「感動しました」などの声をいただけることは、何より嬉しいですね。最近は昔から取り組みたかった海外スタートアップ・投資家の記事にも企画、編集に関われていて、毎日楽しいです。

企画はもちろん、デザイナーを巻き込んでインフォグラフィックを作るところまで、全部を担当した「CVC虎の巻」は、「これを読みたいから有料プランにしました」と言われたり、CS経由で「愛読しています」と反応をもらえたりと、今まで世の中になかったものを作っている感覚があって、すごく嬉しかったです!

――仕事で忘れられないエピソードはありますか?

UBに入って自分が一番成長したと思える、営業職にチャレンジしたことです。入社して最初の佐久間さんとの1on1のとき「てかさ、来月から営業やらない?」って言われたんですよ。カジュアル面談で、あれだけ熱く「新規事業をやりたい」と伝えたし、リサーチャー枠で入ったので、数ヶ月リサーチをやった後は新規事業をやれると思っていたので、ビックリしました。

「営業は苦手だから運用をやっていたんですけど」って伝えたんですが、これから事業を伸ばすには、営業チームを立ち上げる必要があると言われて……。でも「The 7 Values」にある「迷ったら挑戦する道を選ぶ」を思い出し、未経験で法人向けサービスINITIAL Enterprise(当時entrepedia)の営業にチャレンジすることを決めました。

よくあるロープレ(ロールプレイング)などOJTもほぼなく、年明けからいきなり商談に入りました。1/4にメンバーみんなで初詣に行って、オフィスに戻ったら「今日の午後に商談があるから行ってきて」って言われて(笑)。

訳がわからないまま商談して、ありがたいことに始めてから2週間で初受注できたんですが、当時は大変でしたね。営業の本も片っ端から読みました。

当時のセールス&マーケティングは4人チームで、1人は営業経験者でしたが、私は未経験、残り2人も新卒で入ったばかりのメンバーと、エンジニア出身のメンバー。ほぼ全員営業初心者の中、毎週どうやって売上を伸ばすかディスカッションして、やれることをひたすらやっていきました。

佐久間さんには「事業を始めるには、営業が基本。営業があるから事業が作れるんだ」と言われていて、最初は意味がわからなかったんですよ。でも実際にやってみて、ユーザーのために何をするか、自社のプロダクトをどうアピールするかなど、営業の基礎を学べたのはすごく良かったなと思います。この時の経験が、のちの新規事業(起業家ライブアプリのami、現在はINITIALに統合)立ち上げにも活かすことができました。

実際に営業をやったのは2018年の第1四半期だけでしたが、この3ヶ月が一番印象に残っています。UBでの私の原点は、間違いなくこの期間です。

――The 7 Valuesの中で、一番好きなバリューは何ですか?

やっぱり「自由主義で行こう」ですね。今はフランスに住んでいるので、7時間の時差があるんですが、チームのみんなも理解してくれて、ミーティングの時間も合わせてくれます。相手を信頼できていなかったら「何で合わせなきゃいけないの?」って思われかねない状況ですよね。本当にありがたいなと思います。

自由って、単に自由奔放にやっていいわけではなく、責任と両輪なんです。私の働き方だけでなく、例えば決算が振るわなかったとき、梅田さんや佐久間さんがきちんと説明してくれる。メンバーのOKRが未達のときは、本人がその理由をオープンに言う。willを大事にする、自由であることを尊重するけれど、きちんと説明責任や実行責任が両輪であるのが、UBの良いところだと感じています。

それって、お互いをすごく信頼しているからこそですよね。他の会社だったら、フランスに住みながらUBで働いていますって言うと「UBのオフィスがあるの?」「何でフランスなの?」と言われるかもしれません。個人的な理由でフランスに住むのは、他の会社なら許してくれないかもしれない。

でもUBは性善説で、家族を大切にしながら働きたいという私の意思を「いいよ!」と言ってくれます。だからこそ、それに甘えることなく、しっかり自分の責任を果たさなければと日々思っています。

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――今後挑戦したいことは?

INITIALをスタートアップに関わる全員のMUST HAVEサービスにするのが目標です。そのために、私たちのチームのコンテンツビジョン「スタートアップの現在地と未来の解像度を上げ、アクションを起こせる」を体現する良質なコンテンツを生み出していきます。

以前はNewsPicksの編集やQuartzなど、他の事業への異動を考えた時期もありました。でもこれまでスタートアップや投資家の領域でコンテンツを作ってきて、少しずつ実績も出てきて。スリランカなどグローバルのチームも同じチームになったので、もともと海外事業をやりたいと思っていた自分の希望も叶いつつあるんですよ。だからUBにいるうちは、INITIALでやっていきたいと思っています。

日本でスタートアップに関わる人は、1万社超あるので数万人くらい。ニッチだけど、彼らに刺さるメディア、データベースになれば、ある程度の経済圏は作れると思うし、そういうプロダクトにしていきたい。

そこに今の私が貢献できるのは、コンテンツを作ること。これも事業開発の一環なんです。コンテンツを通じて、良いプロダクトにしていける――事業成長につながるから、コンテンツを作っている感覚。UB内にはいろいろな知見があるので、それをレバレッジしていくと面白いことができるんじゃないかな。

海外を含めるとスタートアップ人口はもっといるので、中長期的にはINITIALを海外展開していきたい。自分がフランスにいるので、できればUBがまだ進出していない欧州にぜひ(笑)。入社したときも同じことを言っていましたが、最近より現実味が出てきたように感じています。そういうチャンスがあったら手を挙げられるよう、日々コンテンツを磨いていきます!


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