プロとして、課題を解決できるような記事を作りたい(2021年新卒入社AlphaDrive/NewsPicks コンテンツエディター ぺ・リョソン)
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プロとして、課題を解決できるような記事を作りたい(2021年新卒入社AlphaDrive/NewsPicks コンテンツエディター ぺ・リョソン)

こんにちは! 2021年4月から新卒でCommunications Team(通称コムズ)に所属しております近藤です。

新卒の私がユーザベースの歴代新卒メンバーにインタビューする「New Generations」、第4弾は2021年4月入社、AlphaDrive/NewsPicks コンテンツエディターの ぺ・リョソン さんです。

──AlphaDrive/NewsPicksに入社したきっかけを教えてください。

2020年9月から2021年3月までの間、NewsPicks編集部のインターンとして後藤さん(後藤 直義/NewsPicks 副編集長)のもとで働いていました。入社して2週間ほど経った頃に、「いつか正社員になりたいんです」って後藤さんに意思表明をしたんです。でも、すぐに「なれないよ!」って言われてしまいました(笑)。

ただそれは、無闇に突っぱねたわけではなかったんだと思います。正社員として編集部に入社するためには、経済分野の知見も、編集スキルも取材力も必要です。インターンとして仕事を始めたての私には、まだその力量が身についていなかったんだと思います。当時から後藤さんはしっかり私のことを考えてくれていたみたいで、誤魔化さずにハッキリと伝えてくれました。

ちょうどその時期、私はMBA留学の最終学期で、日本のメディアの就活時期に間に合わなかったんですね。後藤さんとしては「NewsPicksもすごく良い経験になるはずだから、来年の就活でも頑張ってよ」という感じで。

その時はすごく悔しかったし、悲しいし、「やばい、今まで他のメディアでコラムを書いていたのに、何のスキルも身についてない」と、焦りを感じていました。

そんな中でも後藤さんは「リョソンさんはこういうとこ頑張ってるから」とか、「こういうところ上手だね」とか、不器用ながらも褒めてくれるのがすごく嬉しくて。エディターとしての詰めの甘さや、記者としての基本動作を学ぶことができたのは、後藤さんのおかげです。

NewsPicks編集部でインターンを始めて3ヶ月が経った頃、Forbes JAPANのインターン時代からずっとお世話になっていた亜季さん (林 亜季/NewsPicks for Business 編集長 / AlphaDrive 統括編集長)からある連絡がありました。

AlphaDrive/NewsPicksの採用枠が拡大したらしく「新卒採用もやるようになったから、興味があったら教えてね」って言ってくれたんです。引き続きNewsPicks編集部で働くことに興味があったものの、その日をきっかけに、AlphaDrive/NewsPicksについて調べるようになりました。

「大企業が抱える課題の解決法を考える」、「今の日本社会に必要な事業は何か」──調べるうちに、会社の姿勢と取り組みを見て、AlphaDrive/NewsPicksにとても興味が湧き、共感したのを今でも覚えています。自分自身が日本の大学で教育を受けたり、海外で暮らし、外から日本を見たりする中で、長く抱えてきた疑問や課題意識が言語化された気分でした。

また、亜季さんが私に声をかけてくれた際、キャリアについてもアドバイスしてくれました。

「AlphaDrive/NewsPicksでは、NewsPicks編集部やForbes JAPANのインターンで学んだことはもちろん、リョソンさんの場合はMBA留学で培った経験と知見も活かされるはずです。編集力と経営の知識を持った人材はなかなかいません。長い目で見ても、AlphaDrive/NewsPicksの経験は、リョソンさんのこれからの人生において選択肢を広げるものになると思います」

亜季さんのアドバイスを聞いて、私がいままで知らなかった世界や自分のキャリアが、AlphaDrive/NewsPicksを通して見えてきそうな気がしました。再度数週間じっくり考え、亜季さんに選考を受けたいという意思を伝えました。

数回の面接を経て、ありがたいことにAlphaDrive/NewsPicksの内定をいただきました。面接はすごく緊張しましたが、自分自身がAlphaDrive/NewsPicksで実際にどんなことができるかを面接官の方々と話した時、すごくワクワクしたのを覚えています。

AlphaDrive/NewsPicksに入社を決めた理由の1つは、編集力をしっかり学び、身につけたかったからです。今の上司である石川さん(石川 香苗子/AlphaDrive統括編集デスク / NewsPicks for Business編集デスク)は、長年ライターとして多くの媒体で活躍されてきたプロフェッショナルで、入社してからエディターに転身した人です。

AlphaDrive/NewsPicksの面接で石川さんとお話しした時に「この人のもとで編集を学びたい」と思い、それが入社への決断を大きく後押ししました。

もう1つの理由が亜季さんと働きたいと思ったから。NewsPicks編集部が第1志望だったけど、こんなに私のことを考えてくれる恩人から離れて別のところに行くのって、すごくもったいないのではと思ったんです。亜季さんに申し訳ないとかじゃなくて、人生でこれだけの時間を私に費やして、一緒に働こうと言ってくれる人はなかなかいないと思って。

その後、後藤さんともう一度話して、NewsPicks編集部の選考を受けない意思を伝えました。言った瞬間に涙が出てきたのをよく覚えています。後藤さんは「これまでずいぶん率直に指摘してきたけど、素直に君のことを応援したい。誰かに『一緒に働きたい』って言ってもらえるのは、すごく幸せなことだよ」と言ってくれました。

──ターニングポイントがあれば教えてください。

やっぱり後藤さんとのエピソードですね。インターン時代、後藤さんが駐在先のサンフランシスコから一時帰国したことがあって。1週間ぐらい一緒に仕事していたときに、記者としてのノウハウをたくさん教えてくれました。「記者としてこういうとこが見えないと。こういう切り口じゃないと、読者はやっぱり面白くないよね」など、すぐそばで学ばせてもらったんです。

でも、後藤さんがアメリカに帰国した後に「このままじゃ正社員になれない」とまた言われ、元NewsPicks編集部の上田真緒さんの前で大号泣したことがあったんですね(笑)。

後藤さんは上田さんからその話を聞いたんだと思います。その日の深夜、急に「Zoomしましょう」ってメッセージが届きました。そのZoomミーティングで、「今からあなたに編集を教えます」と突然言われて、ドキュメントのファイルの名前の付け方から、記事の見出しの付け方まで、いわば「後藤虎の巻」を教えてくれたんです。

そのときに、「編集が上手な人になれたら強いよ」って言われました。それ以降、野村さん(野村 高文/NewsPicks 編集部 )の取材に同行し、編集を学ぶ機会を得たり(【秘話】天才IT大臣「オードリー・タン」の語られざる実像)、ネクスト・スタートアップ・ガイド(【新連載】インドで急成長する、凄いスタートアップたち)の連載を通して、後藤さん自らが編集を教えてくれたりしました。

そこから後藤さんが「小見出しの付け方すごくいいよ」とか、「この原稿良かったよ」とか、少しずつ褒めてもらえるようになりました。それまではがむしゃらに何でも頑張るスタイルだったんですけど、自分の強みや、できることを見つけて、スキルを伸ばすことを意識し始めるキッカケになりました。

後藤さんの優しさと本気というか……そのおかげで、ちゃんとスキルを身につけたい、やっぱり私はプロのエディターになりたいという夢を持つようになりました。それが最終的にAlphaDrive/NewsPicksの入社に繋がったんです。

──AlphaDrive/NewsPicksのエディターとして、仕事内容とやりがいを教えてください。

incubation inside(社内起業家を応援するメディア)では、大企業の新規事業部門で働いている方たちへのインタビュー記事を構成し、デザインの調整、メディア分析、リニューアル作業を全般的に担当しています。

あと、NewsPicks Enterpriseの、法人向けコンテンツ制作や、NewsPicks +d(ドコモの法人会員向けメディアサービス)の入稿管理や契約周りの事務作業、公式コメンテーターのサポートなども担当しています。

今は亜季さんと石川さんのもとで学んで、着実に自分のスキルを磨けていることが一番楽しいですね。石川さんって文章がいつもすごく丁寧なんですよ。Slackなどで指摘してくれるときもも細やかに書いてくれるので、石川さんの編集アドバイスが本になるぐらいたくさん溜まっています。それが自分にとっての財産です。

この仕事のやりがいは、ビジネスサイドの視点を持てることです。チームを横断して仕事をしているおかげで、マーケティングやセールス、コンサルティングの視点を学べるのは、すごくいい環境だと思っています。

NewsPicks編集部にも業界担当がいるように、記者は特定の業界についてグーッと深掘って調べ、詳しくなります。AlphaDrive/NewsPicksのエディターの場合は、クライアントの業界が多岐にわたっていて、幅広くビジネスのことを学ばないと記事が書けないんです。いろいろな業界や企業について知ることができることも、大きなやりがいになっています。

──いま悩んでいることはなんですか?

もうとにかくタスクマネジメントですね。最近は少しずつ改善されたんですが、最初の頃はタスクマネジメントができず、しんどい時期が続きました。原稿の質も落ちてしまったんです。

AlphaDrive/NewsPicksを含め、ユーザベースグループは「自由」と「責任」を重視しているので、「自走力」が必要だと思うんです。だけど空回ってしまい、上司に確認を入れるべき・入れないべきの判断も、うまくできなくなってしまいました。

亜季さんから「原稿を書くために5時間だけ確保すればいいんだよ」とアドバイスをもらって時間を確保するんですが、その時間も「あれやらなきゃ、これもやらなきゃ」と考えてしまって、集中力が落ちた状態で書いちゃうんです。せっかく確保した時間なのに集中できない、ものすごく効率の悪い働き方になってしまって......。

石川さんにも中途半端な原稿を上げてしまって、1つの原稿に何度もアドバイスをもらったこともありました。それで業務棚卸しミーティングをして、チームと相談しながらタスク整理をしました。以降、原稿のリテイクもちょっとずつ減りました。

原稿を書くスキルが上がる。モチベーションが上がる。そんな相乗効果を感じつつ、タスクマネジメントは今も課題だと思っています。

──今後の目標を教えてください。

1つ目は「ぜひ直し(文法ミスや誤字脱字)」のない原稿を出すことです。もう何度も言われてるんですよね、何か文字が1個足りないミスが多くて。見直した上に10分音読してもミスに気づけない時もあって、つまらないミスばっかりしていたんです。

亜季さんに「私もね、そういう頃があったんだよ。新聞記者時代、上司と何度も読み合わせをしたり、音読して確認したり、努力したよ。慣れてくるとね、間違っている部分が光って見えるようになるから」というアドバイスをもらって、気を引き締めて頑張らなくてはいけないなと思っています。

2つ目はエディターとしての専門性を見つけることですね。AlphaDrive/NewsPicks ではさまざまな専門性を持った人たちと仕事をすることができるので、この環境にありがたみを感じています。

ただ、私自身もなにか専門性をつくらなくちゃいけないとは思っているけれど、それが何か分からなくて……。石川さんからは、グローバルニュースなどをピックアップがするのが上手だと言われたので、最近少しずつ意識しています。

グローバルな視点が活かせる何かしらの専門性を持ちたいと思っているので、もしアドバイスがあれば教えてください!

──最後に、リョソンさんにとって「AlphaDrive/NewsPicks」の価値とは?

私にとってAlphaDrive/NewsPicksの価値は、日本社会で頑張って働くビジネスパーソンの学習を、コンテンツの力で楽しく豊かにしていることです。

クライアントのことについて最もよく知るポジションであるEnterprise Strategy Groupの人たちから「今の日本の会社員は、目の前の仕事に忙殺されて、新しいことに挑戦したり、自己研鑽に励んだりする時間がない。それに、ニュースやコンテンツが溢れていて何から学ぶべきかわからないという悩みもある」みたいなことを聞いたんですよ。

会社員であれば誰でも抱くような悩みだからこそ、そこが解決できたら会社全体が強くなる。強い会社が増えたら日本全体も良くなる。連鎖的にいいことがたくさん起こるのではないかと考えています。

私たちコンテンツプロデュース本部は、セールスやカスタマーサクセスのメンバーがヒアリングして得た、「この企業のために、こういうコンテンツを作ってください! 届けてください! 」という要望に応えて記事を届ける立場でもあるので、やっぱり責任を感じます。

その期待に応えるためにも、中途半端なエディターじゃなくて、亜季さんや石川さんのようなプロのエディターになって、取材を通じて顧客課題の解決につながるような記事をつくっていきたいなって思います。

編集後記

リョソンさんが悩みとして挙げていた、「タスクマネジメント問題」、私も非常に共感しました。原稿に集中できる時間が取れない、頭の中がタスクに溢れていて「あれやらなくちゃ! 」と常にパニック気味です(笑)。私もどうしようかと絶賛悩み中なので、何かいい方法があればみなさんコメントください。

[執筆 近藤里衣/編集 筒井智子/デザイン 金子華子]

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